J1クラブにオススメしたいJ2有力選手〜後編〜
はじめに
こんにちは。前編に引き続き、J1クラブにオススメしたいJ2有力選手を10人紹介していきたいと思います。(移籍や契約更新が決定した選手もいるが、ご了承ください。)
11人目 アルビレックス新潟 高宇洋
11人目は、アルビレックス新潟の高宇洋選手を挙げる。彼の持ち味は、鋭いスルーパスとボールの刈り取り能力である。広い視野から、味方にピタリとつけるパスは一級品のものがある。さらに、相手のチャンスの目をつむインターセプトも素晴らしく、守備力に定評がある。運動量も豊富で中盤でダイナモ的存在になることも出来る。今シーズンはガンバ大阪からの完全移籍1年目ということもあり、移籍する可能性は低いが、アルベルト監督が退任したこともあり、狙われる可能性はゼロではないと考える。
高宇洋選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=O5IBe1FjXxM
12人目 ヴァンフォーレ甲府 荒木翔
12人目は、ヴァンフォーレ甲府の荒木翔選手を挙げる。彼は、昨年もJ1クラブからオファーを受けていたが、漢気残留をしていた。今シーズンもオファーは必ず来るに違いないと考える。彼の持ち味は、豊富な運動量とクロスの精度、戦術の理解能力の高さである。甲府の5バックの一角を務めると思ったら、最前線まで駆け上がって攻撃参加をしている。加えて、甲府の複雑な戦術にもすぐに対応し、最大限のプレーをすることができる。加えて、ロングスローという飛び道具も持っており、相手敵陣の深いところでのスローインは、セットプレーと同様の攻撃をすることができる。J1クラブで3-4-2-1を採用しているクラブは、狙っても面白いかもしれない。
荒木翔選手のプレー集がなかったため、アウェー群馬戦のダイジェストを載せる。
https://www.youtube.com/watch?v=QNnMRe_9C1Q
13人目 ファジアーノ岡山 上門知樹
13人目は、ファジアーノ岡山の上門知樹選手を挙げる。彼もJ1に個人昇格する大本命の選手の一人である。彼の持ち味は、相手の剥がせるドリブルと、シュートセンス、スペースへの飛び出しである。積極的にドリブルで仕掛けて、チャンスメイクをし、カットインからのシュートも威力抜群のものがある。また、スペースを見つけて入りこみパスを受けることもできれば、味方がスペースに入ってきたところを的確にパスを出すこともでき、前線では何でも出来る選手である。私個人的には、琉球にいた時から注目しており、そろそろJ2にいるにはもったいない選手なのではないかと感じる。
上門知樹選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=au-ym12_rFM
14人目 ファジアーノ岡山 徳元悠平
14人目は、ファジアーノ岡山の徳元悠平選手を挙げる。彼もJ1移籍の噂が後を絶たない選手である。今季もサイドバックとして、岡山の攻撃と守備を支えた。彼の特徴は、精度の高い左足と、強いフィジカルからのボール奪取である。特にフィジカルの強さは目を見張るものがあり、ボールを受けたら簡単に奪われることもなければ、守備におけるデュエルの強さもある。足元の精度も確実なものがあり、J1の高いレベルでも十分に通用すると考える。加えて、サウスポーでもあるため貴重な人材である。そのため、左サイドバックが手薄なチームは獲得を検討するのもありではないかと考える。
徳元悠平選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=ySZozyK_448&t=2s
15人目 愛媛FC 川村拓夢
15人目は、愛媛FCの川村拓夢選手を挙げる。彼は、サンフレッチェ広島からのレンタルで愛媛FCに所属している選手である。彼の特徴は、積極的な攻撃参加、ポジショニングの良さ、キック精度・シュート技術の高さである。ボランチを主戦場としながら、裏に抜け出し、ペナルティエリアのポケットに入ってチャンスを生み出すことができる。また、相手のマークの間に常にいるポジショニングの良さからの精度の高いパスは、何度もチャンスを作り出す要因となっている。また、威力があり、かつ精度の高いミドルシュートも脅威になる武器である。そろそろ広島に帰る頃合いなのではないかとも考えられるが、広島はヨーロッパから新指揮官を招聘したため、この指揮官にハマるかどうかによっては、他クラブが強奪に動く可能性も少なくないと考える。(広島への復帰が既に決まった。)
川村拓夢選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=SMfpWmwXlSE
16人目 ギラヴァンツ北九州 高橋大悟
16人目は、ギラヴァンツ北九州の高橋大悟選手を挙げる。彼は、清水エスパルスからレンタルでギラヴァンツ北九州に所属している選手である。彼の特徴は、キックフェイントを織り交ぜながらの独特なドリブルと、左足のキックの精度、シュート技術の高さである。ガツガツ仕掛けて、相手を翻弄するドリブルは相手からすると脅威である。加えて、相手を抜き切らなくても、一瞬の隙を見て左足から放たれる精度の高いクロスも脅威である。そのため、相手からすると対応に苦しむ選手である。また、シュートも威力があるものあれば、カットインから巻きながらのシュートもあり、得点を取ることもできる。今の実力であれば十分にJ1でも通用すると考えている。普通に考えれば、清水への復帰が濃厚であるが、指揮官交代ということもあり、場合によっては、他のJ1クラブが狙いに行くこともあると考える。
高橋大悟選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=p88UAcasQWo
17人目 V・ファーレン長崎 毎熊晟矢
17人目は、V・ファーレン長崎の毎熊晟矢選手を挙げる。彼も、J1へ個人昇格すると思われる選手の大本命の一人である。彼の特徴は、積極的なオーバーラップ、クロス精度の高さ、一対一の守備の強さである。相手の隙を見てオーバーラップし、そこから精度の高いクロスが上がるため、チャンスを多く作り出すことができる。今季J2では10アシスト記録しており、アシストランキング3位につけている。まるで川崎フロンターレの山根視来選手を彷彿させるような動きを見せている。右サイドバックに即戦力が欲しいJ1クラブは、ぜひ獲得に向けて動くべきだと考える。
毎熊晟矢選手のプレー集が見つからなかったため、大宮戦の毎熊選手のゴール動画を以下に挙げる。
https://www.youtube.com/watch?v=8V0COqnQiKE&t=26s
18人目 V・ファーレン長崎 カイオ・セザール
18人目は、V・ファーレン長崎のカイオ・セザール選手を挙げる。彼の特徴は、パンチのあるシュート、足元の技術、キープ力の高さである。前が空いていたら、パンチのあるミドルシュートを積極的に打つことが出来るため、相手の守備ラインを下げさせることが出来る。また、193センチの高身長からは想像もできないくらいの足元の技術もあり、かつボールキープ力もあるため、なかなかボールを奪われない。さらに、ボランチとしてのパス捌きも見事で、ゲームをコントロールすることができる。かつては川崎に在籍していたが、出場機会を得られず長崎へ今季完全移籍。移籍の可能性は低いかもしれないが、ボランチが手薄で外国人枠にゆとりがあるクラブは、狙っても面白いのではないかと考える。
カイオ・セザール選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=cAswJKF7BQk&t=350s
19人目 V・ファーレン長崎 植中朝日
19人目は、V・ファーレン長崎の植中朝日選手を挙げる。高卒2年目で俗に言われるパリ世代のストライカーであるが、今シーズンは飛躍の年となった。今シーズンは19試合に出場して10ゴール決めており、およそ2試合に1点決めている計算になり、とんでもないペースでゴールを決めていることがわかる。特に25節の山形戦では、J初ゴールからのハットトリックを達成しており、得点能力に長けていることがよくわかる。彼の特徴として、シュート技術の高さ、ポジショニングの良さを挙げる。強いシュートをバンバン打つと言うよりかは、コースを的確に突いて打つような選手である。加えて、クロスを中で待つ時のポジショニングも良く、常に動き、マークを外し点を取ることができる。3年後に控えているパリ五輪のエースストライカーになるべく、早いところレベルの高いJ1のサッカーを経験し、ゆくゆくは世界に羽ばたく選手になって欲しいと感じる。(長崎との契約更新が発表された。)
植中朝日選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=_klvRI1jpu4
20人目 FC琉球 知念哲矢
最後20人目は、FC琉球の知念哲矢選手を挙げる。プロ2年目24歳のセンターバックであり、競り合いの強さとビルドアップの精度に定評がある選手である。現在負傷中ではあるが、J1でも通用する強さを持っている。178cmと上背はないが、外国人選手にも当たり負けしない強さを持っている。また、効果的な縦パスをつけたりなど、ビルドアップの上手さも兼ね備えている。FC琉球でも、GKからのビルドアップで攻撃を開始する戦術を採用しているため、GKからのビルドアップで攻撃を組み立てたいJ1チームは、是非獲得をするべきだと私は考えている。
知念哲矢選手のプレー集は以下の通りである。
https://www.youtube.com/watch?v=6fJqmyTs9FA
終わりに
今回、J1クラブにオススメしたいJ2有力選手を20人挙げてみた。各クラブを応援している人からすると、移籍してほしくないと思うが、選手のステップアップとなると引き留めるのは難しくなってしまう。選手自身も、人生がかかっていると思うので、サポーターの方々も選手の決断を尊重して、応援して挙げて欲しいと考える。