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#282_キャリア理論⑤ L・サニー・ハンセン
ウェルビーイング探究コーチ うまさんです。
少し間が空きましたが、キャリア理論家と理論について紹介するシリーズ第5回。
今回、L・サニー・ハンセン についてご紹介します。
ハンセンは、これまで個人主義が強調されすぎてきたアメリカ社会において、自分勝手な判断や私利私欲による意思決定は個人や社会をバラバラにし、社会全体の発達が無視されてきたのではないかと問題提起しています。
個人の全人的中発達と健康のためには、仕事と家庭、身体と精神(心)、個人と社会の結びつきが大切だと訴えています。
キャリアカウンセラーも、個人の満足だけに意識を向けるのではなく、社会の動向や環境変化にも目を向け、つながりや結びつきを意識しながら、社会の利益としてのキャリア支援を考える必要があるのではないかといっています。
(日本マンパワー養成講座テキストより)
そして、ハンセンの大切な理論
キャリアコンサルタント試験対策としても、しっかり押さえておくべきこと
4L と 6課題
4Lとは
仕事(Labor)
学習(Learning)
余暇(Leisure)
愛(Love)
6課題とは
1.グローバルな視点から仕事を探す
2.人生を意味のある全体の中に織り込む
3.家族と仕事をつなぐ
4.多元性と包括性に価値を置く
5.スピリチュアリティと人生の目的を探求する
6.個人の転機と組織の変化のマネジメント
ハンセンは、キルトのパッチワークという表現を使いながら説明しているように、キャリアはキルトを紡ぐように、その人らしく、統合的にプランニングされていくものだと言い、理論といい、例え方といい、何より生き方・生き様が素敵な方だと感じ、会ったことのない、書物でしか知り得ませんが、尊敬します。
長寿の生涯を、理論構築、そしてブラッシュアップに費やされていることを尊敬せざるにはいられません。
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※画像は、ライブドアブログより