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#268_キャリア理論① ジョン・D・クランボルツ

ウェルビーイング探究コーチ うまさんです。

プロコーチ仲間が今年国家資格キャリアコンサルタント資格にチャレンジ中で、noteで、キャリア理論家の理論概要や、これまでコーチングやファウンデーション等の体験とひもづくことをアウトプットされています。

これはいい!と思っていました。

養成講座受講中、キャリア理論家の理論に触れ、その体系立てられた理論に感銘を受けましたが、それ以上に、すごく長生きで、人生かけてキャリア理論を構築するエネルギーに何より感動して、生き様がスゴいなと感じます。

私も昨年12月にキャリコンの国家資格を取得してからあまり復習できていなかったので、これから復習を兼ねて、アウトプットしていきます。

第一回目は、ジョン・D・クランボルツの「計画された偶発性理論」

かつては、「プランド・ハプン・スタンス」と言われていましたが今は「ハップンスタンス・ラーニング・セオリー」と呼ばれています。

この理論について「日本の人事部」サイトに冒頭に、以下説明がさらています。

プランド・ハップンスタンス理論のポイントは、以下の三つです。

1.変化の激しい現代において、キャリアの8割は偶然の出来事によって形成される

2.偶然の出来事を利用して、キャリア形成に役立てる

3.自ら偶然の出来事を引き寄せるよう働きかけ、積極的にキャリア形成の機会を創出する
(引用:「日本の人事部」サイトより)

クランボルツは発表した論文の中で「偶然の出来事は人のキャリアに影響を及ぼし、かつ望ましいものである」と主張しました。

そう。
偶然な出来事によって、キャリアは形成されるということ、そしてそれは実は偶然ではなく、必然であったと思うこと、私はこれまで沢山経験してきました。大きな転機ほど、実は偶然ような必然であったと思います。

またクランボルツは、「偶然の出来事」をチャンスや好機に変えるために、次の5つのスキルが必要だとしています。

1.好奇心(Curiosity)
 新しいことに興味を持ち続ける

2.持続性(Persistence)
 失敗してもあきらめずに努力する

3.楽観性(Optimism)
 何事もポジティブに考える

4.柔軟性(Flexibility
 こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる

5.冒険心(Risk Taking)
 結果がわからなくても挑戦

この5つのスキルを使って、「プランド・ハプンスタンス」を作り出すことが、結果的に「人生の質」を深めるのだとクランボルツは述べています。

私の実体験とひもづく理論で、私自身のキャリアはまさにプランドハプンだったと言えます。

そして、この5つのスキルは、振り返れば大切にしてきたと思います。

これからますます社会の変化が激しく、技術の進化も速いので、このスタンスがとても大切になると思います。

1年半前になりますが、朝ドラを見て、この理論とひもづいたことを書いたnoteもリンクを貼ります📚

#キャリア理論

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