
#286_キャリア理論⑥ マーク・L・サビカス
ウェルビーイング探究コーチ うまさんです。
キャリア理論を紹介するシリーズ第6回、21世紀のキャリア理論と呼ばれるサビカスの「キャリア構築理論」を紹介します。
主に3つの内容から構成されています。
1.職業的パーソナリティ
(特性における個人差)
2.キャリア・アダプタビリティ
(発達課題と対処方略)
3.ライフテーマ
(心理力動的な動機づけ)
キャリコンスタディが、コンパクトにポイントをまとめてくれていますので、URLを紹介します。
このなかの「キャリア・アダプタビリーティ」についての解説もあります。
サビカスの理論は、国家資格キャリアコンサルタント試験にもよく出題されますが、それ以上に、過去のキャリア理論、カウンセリング理論を統合し、構築されているので、とても実践的です。
キャリア適合性を理解し、アダプタビリティを高めていくこと、そのために、自分自身の小さなストーリー(経験や体験)をナラティブとして、繋げていくことがとても大切です。
サビカスは、このストーリーを「金の糸」とも表現し、自分オリジナルの「金の糸」をつかんでいくことが大事だと説きます。