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#276_キャリア理論④ ナンシー・K・シュロスバーグ

ウェルビーイング探究コーチ うまさんです。

ナンシー・K・シュロスバーグは、キャリア・ディペロップメントは転機(transition)の連続であると考え、転機のプロセスを理解して、転機にうまく対処できるようになることに焦点を当てています。

その際に、よりよいキャリア形成へ進むための対処法に「4S」点検を提唱しています。

シュロスバーグといえばポイントは2つです。

「転機の4S」、「イベントとノンイベント」

🔹イベントとノンイベント

◾︎イベント:
 予期していた転機・予期していなかった転機

◾︎ノンイベント:
 予期していたものが起こらなかった転機

◾︎生活/人生の変化
 転機は通常、次の4つのうち
 1つまたは2つ以上の変化を
 伴います。
 「役割」「関係」「日常生活」
 「自分自身に対する見方」

🔹転機の4S

キャリアの転機(転換点)においては、第一段階で、転機を乗り切るためのリソースにはどのようなものがあるか、「4Sの観点でリソースを点検する」と良いとシュロスバーグはいいます。4つの頭文字をとって4S。

◾︎状況(Situation):原因や一時的かどうかなど状況を把握して理解する

◾︎自己(Self):自分の気持ちや興味、地位など把握する

◾︎支援(Support):家族、周りの人、公的機関、民間団体など外部支援の把握

◾︎戦略(Strategy):方向性や期限など行動計画を考える

第二段階では、変化を受け止め、転機を乗り切るための戦略を立て、そのためのリソースを強化しようと説きます。

この理論もキャリコンスタディはとてもシンプルにまとめてくれているので、掲載します。

みん合もコンパクトに解説してくれていますこで、ご参考に。

シュロスバーグは、まだご存命!
長寿にも驚きます。

日本マンパワーの講座中、メッセージ動画も見ましたが、とにかく、エネルギー溢れるパワーに感銘を受けました✨

生涯かけて、人の人生に貢献する理論探究には、脱帽します。

#キャリア理論

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