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2024年 聴き惚れた10曲 海外編

国内編はこちら

国内に引き続いて、海外編も10曲。
例年まとめてみると、もっと幅広く聴いていきたいと思わされる。
世界中に範囲が広がるので、実際は知らない素敵なアーティストがまだまだいるはず。


1. Rain City Drive - Wish You The Best

甘さを感じるボーカルが特徴的だが、TVショーのコンテスト優勝者らしい。
USバンドたる、シンプルながらツボを抑えるロックサウンドが心地よい。
1回目に聴いた時の良さが衰えない魅力がある。


2. 鬼否 GriffO - RE:You Human Are?(RE:人是)

初めてちゃんと聴いた中国のバンドかもしれない。
中国語でのロックは音のはめ方も新鮮だ。変調子を駆使した楽曲も、先の展開が読めなくて面白い。
MVのシュールで独特な雰囲気にも惹かれた。


3. Ummet Ozcan - Lotus

トルコ系のDJで、存在を知ったのはOtykenというバンドとのコラボ楽曲から。
MVにも楽曲にもオリエンタルな要素をふんだんに盛り込んでいる。
まるでお経のように聞こえる繰り返しのメロディがクセになる。


4. Glass Beams - Mahal

インドをルーツにもつオーストラリアのバンド。
顔を隠したミステリアスなビジュアルにまず惹かれ、聴いてみれば灼熱の昼下がりを抜けていく涼風のような心地よさ。
来日公演もしており、これからまだまだ知名度を上げていきそう。


5. Autumn king - HELLBOUND

カナダのロックバンドだけれども、中東感じるサウンドを含んだ楽曲で楽しい。
オフィシャルにFall Out BoyとLinkin Parkから影響を受けていることを公言しているとなれば、好きにならないはずがない。
聴くこちら側も、こういうテイストが好きなんだよ、と頷いてしまう。


6. STARSET - TokSik

風刺を存分に込めた楽曲タイトルと歌詞が印象に残る。
電子音で装飾され、バンド名通りに宇宙空間を感じる楽曲が多い印象。
MVも凝っていて楽しい。人形劇なら多少エグいことやっても許される風潮、好き。


7. All That Remains - Divine

メタルコアの雄、といえばこのバンドは外せない。
キャリアの長期化とともに、一時期は骨太なロックサウンドに寄ったように感じていたが、今作でメタルコアへ揺り戻した。
円熟が感じられつつも、やはりしびれる。


8. Eluveitie - Premonition

こちらもキャリア長く活動しているスイスのバンド。
土着の音楽とメタルの組み合わせは、もはや珍しくなくなってきたが、高水準の楽曲を生み出し続けているのはさすが。
初期のテイストを感じさせつつ、女性ボーカルを取り入れる曲構成は近年のスタイルを踏襲していて、純粋にアップデートされている。


9. Siamese - Predator

2年ほど前から追っているデンマーク発のバンド。正直もっと知名度が高くていいと思う。
デジロックだけれど激しすぎず、メロディラインが立った曲が多くて耳障りが良い。
コンスタントに曲も出ているので、このまま追い続けていきたいバンドのひとつ。


10. DPR IAN - LINBO

韓国のアーティストグループ、と形容するのが最適なのだろうか。
DPR(Dream Perfect Regime)はマルチジャンルの音楽と映像をクリエイトするグループで、その中の一人がこのIan。
アウトプットされる制作物全てを彼ら自身でコントロールしているようで、故にMVの質はとんでもなく高く、短編映画のよう。目でも楽しめる。


以上、2024年もまとめ終わり。
5年目ということで、過去の「聴き惚れ」を改めて聴き直してみたら、思ったより近いテイストを巡っているように感じてしまう。特に海外が顕著だ。
海外バンドが出るフェスに久しく行っていないので、そういった偶然の新たな出会いをしていきたい。

また5年の節目として、過去の分はSpotifyのプレイリストを作ってみた。
そちらからも色々なおすすめ曲に触れてもらえれば嬉しい。

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