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育児休業を取得した男の話



2024年11月、我が家に待望の第二子が誕生した。

第一子の際には、概念もなかった育児休業を取得してはや、1ヶ月。
気持ちについてまとめておきたいと思い、得意ではないキーボードタイピングで文章を構成している。(スキルアップという名の自分を追い込みたい性格)

1ヶ月が経過しての心境、結論として
『最高。有意義な時間を過ごせている』に限る。

職場において、育児休業を申請する職員が少なく、まだまだ取得に超前向きな雰囲気は弱く、受け入れる体制が万全とは言えない状況であった気がする。
最適な取得方法や、それに係る申請について、そもそもの雰囲気など、整備が進んでおらず、自分自身もすんなりと休業に入ったわけではない。

取得に際し、同僚や上司に前向きな意見を多く頂けたが、実際の感情はよくわからない。人間の感情には表裏があると知っているから。

しかし、自分自身取得するきっかけは妻との会話。
家族を想っての選択だった。
職業柄、家を空ける時間が多く、「いってきます」は24時間以上のワンオペ育児確定となり、産後のダメージのある体で、全てをこなしてもらうことは、もはやDVだったんだろうなと、時間が経過して余計強く思うようになっている。
この気持ちは世の父となる人間にデフォルトで搭載してもらいたい。

実際、取得を後押ししたのは、国の施策というのもあるが、社会情勢が変わり、核家族化が進行し、地域とのつながりや、治安の低下など様々な理由が重なった部分があるだろう。昔とは変わったということだ。

職場では、前例のない3ヶ月越えの休業申請。手続きも知っている職員が少なく属人性が高いこの休業制度を、先駆けとなって取りやすい仕組みを作ってやろうじゃないか。そういった思いも込めて取得に踏み切った。

取得して職場では、目に見えるところに「育児休業」のポスターがデカデカと掲載されていた。

家庭の中ではやることに追われているものの、幸せな時間を過ごせている。
子供が眠り、物音を立てなければそれは絶好の自分時間。
これを機にまた一つ成長に繋げている30歳の年末でしたとさ。


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