先人たちの軌跡を次の未来に紡ぐ | 世界放浪記13
こんにちは、自転車で世界一周をするHiroです。
旅の道のり🚴♀️
9月3日、この日は完全オフってプノンペンの街を楽しみます。
ここは泊まっているAirbnbのある細い通路。お昼はこんな感じに光が入って開けているけど夜はだいぶ怖い雰囲気満載です。
まぁとりあえずコーラで乾杯。
屋台メシって大体どこも同じだけどここのお兄さんの料理に対する目つきが少し違った。そして調理を見ているとめちゃくちゃ米粒同士がべっとりしてなくパラパラ感があってめちゃくちゃ美味しそう。これは期待できる。
来ました!卵チャーハン完成です。スプーンですくってみるともうパラパラ感があって本格チャーハンの雰囲気満載。
口に運んでみると、間違いない味でした。まさか東南アジアでこんな本格チャーハンを食べれるとは思ってもいなかった。
これから旅を続けていくにあたって隠れた屋台の名店探しをしていこう。ちょっと小汚い屋台がえげつないほど美味しいなんてことあるからこれからの世界旅にも期待。
お腹を満たして近くを散策。美しいモニュメントを見ながら、奥の雨雲軍団にちょっと不安感。
とりあえず自分の中で大雨を予測してトゥクトゥクで移動します。ちなみにこのおっちゃんの提示金額が高いと感じたので"脇をくすぐりまくるスキンシップを通して友達になったら安くしてくれるんじゃないか"と思ってやっていたら少しだけ安くしてくれた。ただ値段を下げることよりもプライスレスな友達になれたことが僕たちにとってはすごい幸せなことでした。
トゥクトゥクに乗れば大体こんな観光スポット巡りのためのパンフレットがある。あまり観光スポットは行かなくてもいい人間なのでまずはローカルマーケットへ。
この雑多な感じの雰囲気いいね。ザ・ローカル感満載で「世界に来たぜ!」と感じさせてくれる。
マーケットの外はこんな感じ。曇ってジメジメした雰囲気とマンションのちょっとくすんでる感じが絶妙にマッチしていて素敵。
個人的に綺麗なもの、くすんでいない、新品などに対して一般的に人は美しいと感じると思うが、くすみや澱んだ感じを組み合わせて味が出てくるとそれ以上の美しさを生み出すことがある。
そしてそれが永遠ではなく、一時的・瞬間的なものであればあるほどその価値はめっちゃ高まる。
美しさを感じつつも、右肩の日焼けの痛みがひどく何か遮るものがないかと散策していると布専門店を発見。
そこで1mくらいの長さの黄金色の布を購入(確か5ドル)。触り心地はシルク感があって夏にちょっと羽織る感じにも使えるオススメアイテムになりました。
おそらく本来の使い方からは逸脱していると思いますが、、、
そして次にトゥクトゥクドライバーのオススメの場所に連れて行ってもらった。ただ綺麗なドルしか使えないってことで門前払い。
こんなにネットが発展している世界でも本当に行ってみないと得られないことって多々あって、分からないことだらけのこの世界に対してのワクワクがより一層増大した。いくところがなくなったのでとりあえずデザートを食べたいってドライバーさんに言ったらおすすめの場所を紹介していただいた。
色合い的にこれは美味しいと思わないって思いながらも何個か購入。
真ん中の小学校や中学校の給食でよく出てきたフルーツみたいなものも注文。
実際食べてみたけど常温のフルーツって美味しくないね。
この黒い虫っぽいのは全部蜂です。甘さに引き寄せられてきたのかな?
そしてついにトゥクトゥクドライバーとの別れの時間。めちゃくちゃ優しく、面白い人であった。
お子さんも3人いらっしゃって朝から晩まで働くお父さん、素敵です。いろいろと楽しませて頂いたので二人から交渉で安くしてもらった金額分に少しばかりプラスしてお渡ししました。
これは自慢とかではなく、旅を楽しませてもらえるのはその現地の人がいるからだと思ってる。その現地の人が「旅人って嫌だな」って思う人が増えて行ったらおそらくここまで歓迎されていないと思う。
よく僕は思うが次にその国を旅する人がその国の人から歓迎される布石を残して世界にその環境サイクルが一人一人に広がってほしい。だからこそ現地の人が「相手が嬉しいことをしたらきちんとギブバックされるから相手を楽しませよう」と感じて実践する世界になってほしいから今回僕たちはプラスでお金を渡した。
これの難しいポイントが現地の人が観光客や旅人が嬉しがることをやってあげてもそれを求めていない場合があること。そうなると「やってあげたのになぜくれないのか?」と不満を感じていく未来が見える。
お金をくれる前提でいろいろやってあげる人が増えても中々うまく行かない。そう広げた世界を突き詰めていくと世の中ってなんかうまく行かないんだろうな。まぁでも個々人で相手の嬉しいことをやってあげることは大切だね。
そして最後に彼にプレゼントをあげた。これは日本から持ってきた風鈴。使えるかどうか分からなかったけど、実際にあげたらめちゃくちゃ喜んでくれた。
風鈴もあのドライバーの笑顔を見た時嬉しかっただろうなぁ。そんなこんなで夜になりなんか気持ち的に「着物を着てプノンペンの街へ出てみよう」と思い切って飛び出した。
ここはナイトライフで生計を立てているストリート街。ナイトライフを楽しむ派手な世界観の中で着物という和という静けさのテイストを入れてみるとどうなるのか気になったけど派手さに負けるな。
この派手な世界を落ち着かせるテイストって何かを今後考えてみよう。ちなみに靴は雪駄にしたかったな、、、雪駄はすでに使えなくなり処分しました。
走行距離と気づき💡
走行距離
5.2km
気づき
今回は自転車を使わずに歩いたりトゥクトゥクを使って旅をした。自転車だけを使うのではなく、色々な交通手段をたまに使ってみるとそれぞれの良さを比較できて新しい発見ができていい。とりあえず足の太ももは疲れているが歩くと全然疲れていない。別の筋肉だからなのだろうか?
スポット紹介📍
1.Cambodia-Vietnam Friendship Monument | 観光スポット
2.オルセー・マーケット | 観光スポット
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