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旅の3つの別れを経て | 世界放浪記48

こんにちは、自転車で世界一周をするHiroです。


旅の道のり🚴‍♀️

10月25日、自転車旅人生活を本当にしているんだろうか?と思うほどの超高層コンドミニアムからこんにちは。

ついに体調も少しずつ治ってきたのでついに今日出発です。ただまだ喉に違和感を感じてはいるが、、、

とりあえず昨日購入したビタミンCを補給するためにリビングへ。

旅が始まる前は全然考えもしなかったけど良い体調を安定的に維持し続けるためのビタミン摂取をこれからしていきます。

今回は体の冷え、目の疲れ、そして喉の違和感などあらゆる体調不良になった。そして実質的に合計5日ほどはほとんど何もできていない状態が続いた。

こうなると本当に旅どころではなくなってしまう。なのでこれからは体をケアするための最低限の対策としてビタミンを摂取していく。

旅を通して色々なことを経験し、必要なもの不要なものが目に見えてくるなーって感じる。ビタミンを摂取してから朝食を食べます。

今日の朝食は肉入りヌードル。もう招待して頂いた家主さんには何から何まで感謝です。こんなに色々なことを赤の他人の自分にして頂いて本当に心から人との出会いの素晴らしさをものすごく体全体で感じる。

そして自分も今後頂いた"ありがたさ"を次の誰かにバトンのように渡していきたいと思ってる。

そして今日は3つの別れがあった。1つ目にトレーラーとの別れ。

トレーラーのタイヤやチューブの代替がどこに行っても見つからず、さらにパンク修理はしていて、もう既に両方とも4回ほどパンクして現在もパンク中。

この先の旅のことを考えてこの自転車トレーラーとはここで別れることにした。ただこの決断は僕にとっては大きなものではあったが簡単だった。なぜなら僕の旅の目的は旅を続けることだ。それに対してトレーラーはかなり大きな足枷になってしまう。

もちろんトレーラーがあることで目立ったり、旅の雰囲気をより一層出すことができるかもしれない。ただそれは一番重要なことではない。だから約2ヶ月ともに走ってきた相棒とここでお別れだ。

そして2つ目の別れはコンドの方とのお別れだ。

本当にお世話になったしとても幸せな時間を過ごすことができた。「ただただありがとう。」そう伝えた。泊まることができた時は本当に夜もだいぶ迫っていたので本当にありがたすぎることだった。

そして3つ目にバンコクからここまで一緒に走ってきた旅の相棒との別れだ。

「朝7時に出発するね。」

その言葉を聞いてただ先に行くだけだと思っていた。ただその後メッセージが来て、実際はお互いの旅のスタイルや考え方が全然合わなかったことなどいろんな点を通して彼女の中に「一人で旅をしたい」という感覚が出てきたと。だからここで別れましょうとのことだった。

ただ実際、僕はタイ滞在可能期間のビザが迫っていたので焦りと体調不良などもあり僕は僕自身の態度や振る舞い、言動が良くなかったはずだ。だからそれで彼女を辛く、彼女が理想としていた旅を潰してしまったのではないかと後悔している。

いつも誰かと何かをする際は後悔してしまうような後味悪いことを残してしまう。それが僕がやってしまったことなんだろうと改めて深く感じる。ただ後悔しても何もない。前に歩み続けなければいけない。この件と体調万全ではない無気力な体を必死に前に動かした。

そしてようやく準備ができて僕も次に向けて出発です。ただ自転車のライトのゴムがぶち壊れてたので近くの自転車屋で修理へ。

この自転車屋の店員さん無料で直してくれて助かった。一人旅が始まって大体10kmの場所に到着。

本当に一人旅って寂しいものだなー。頑張って笑顔も作れていないが前に前にとひしひし進んでます。

都市部からはだいぶ離れて自然を強く感じる場所へ。

この自然豊かな雰囲気はやっぱり最高です。大自然の美しさを目のあたりにして近くの休憩スポットへ。

とりあえず水とセブンアップで飲料補給とテンション上げる。炭酸は一瞬テンションを上げるドラッグのようなものだから1日の中のどこで購入するかがポイントになる。

そこで一人で飲んでいると陽気なおじいさんが一人近づいてきた。

彼はタイに住んでるフランスの方、日本めっちゃ好きな人で今年の春も日本を訪れていたそう。こうやって旅を通して色々な人に声をかけてもらえると元気がでます。

パワーをもらって次に進んでいきます。

永遠にこんな感じの道のりを進んでいきます。これが意外と大変。永遠に続く一本道ほど辛いことはない。ずっと真っ直ぐか、、、とリアルが見えると旅って辛くなりがち。

そんな中30kmを超えたくらいで休憩。ただなんとこのお店の天井を見上げると、、、

なんとそこにはおそらくスズメバチの巣のようなものが!これはかなり怖い。。。と思っていたんだが実はこれもう使われていないスズメバチの巣を飾ってるだけらしい。ただそれをアートのように店の一つのモチーフにするのは中々なアイディアマン。体もだいぶ戻ってきたので次の目的へ向けて出発します。

なんだかんだただの自転車旅になったけど進み具合は尋常じゃなく早いです。トレーラー旅ってやっぱり大変なんだな。

そして今日のゲストハウスへ到着。

マジで綺麗。そしてwifiが強い。wifiが強いかどうかはマジで旅をしていく中で重要なことの1つです。

海外で初めてお風呂がついてるゲストハウスを見た気がする。最後に近くの屋台で夕食を探しに行ってみた、、、

ただ残念なことに近くにはオープンしている屋台はひとつもなく、この日はカフェのタイTeaで1日凌ぐことにした。

本当に怒涛なことが立て続けに起こった1日だった。自分自身の言動、行動をしっかり反省して次に生かしていく。

走行距離

39km

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