カンボジアへ向けて出発と純粋な少年との出会い | 世界放浪記8
こんにちは、自転車で世界一周をするHiroです。
旅の道のり🚴♀️
8月29日、ついにカンボジアに向けて出発の日。準備万端でカンボジアに向かいます。
荷積み完了していざ出発です。周りには兎屋ゲストハウスの人たちがたくさん来てお見送りをしてくれる。本当に皆さん優しく感謝です。
それでは皆さん、無事に世界に触れて、感じ、楽しんできます。そして僕にとってはほぼ初めての自転車ツーリングという大きな一歩。その機会をくれた大学生の彼にはとてつもない大きな感謝です。それではいざ出発、、、
というところでまさかの2,30km進んだところでパンクが発生。
とりあえず冷静になりつつ、仕事のミーティングがあったので一旦休憩。仕事も終わり、なかなかうまくパンク修理が進まない中、まさかの救世主が登場。
パンク修理の職人的な人が登場し、「俺に任せろ!」と言わんばかりに自転車のチューブを取り出しパンク場所をヤスリ的なもので削っている。
個人的にこれ大丈夫かな?と多少不安になりながらも信用してみることに。
一通りの作業を終えて空気を入れてみることに、、、
うまく行ってほしい、、、
なんとかうまくいき走行できるようになった。正直僕は自転車めちゃくちゃ乗ってるけどパンク修理ができるかというとうまく行くことと行かないことが半々で全然自分がまだまだだなって改めて感じた。
救世主のおじさまに感謝をしつつ、修理代と感謝の気持ちを含んで日本円で1000円ほどをお渡しさせていただいた。自分も本当に困ってる時に自分ができることで手を差し伸べることができる人間になりたいなって思った。
そんなこんなで前に進んでいて昼食をとっていなかったことを思い出して、近くの昼食屋へ。
どんなものが出るかわからなかったけど麺料理っぽい感じだったので注文してみることにした。
案の定、麺料理。
めちゃくちゃ美味しかった。
そして夕暮れに差し掛かっていたのでこの屋台のお父さんとお母さんにダメ押しで屋台の前に泊まれないかと聞いてみた。すると速攻でOKの答えをいただいた。出発して1日目、パンクなども含めてめちゃくちゃ過酷になるかなと予想していたが、最後にどんでん返し的な感じで最高の展開やってきた。
さらにシャワーを借りて、今日汚れた服を全てキレイに洗ってもいいよってことで色々とおもてなしを受けた。
久しぶりに洗濯機を使わずに洗剤を入れて自分の手で服を1枚1枚洗った自分のものを自分の手でキレイにするあの感覚、一生忘れられない。そのくらい身に染みた久しぶりの体験だった。
そして屋台のお子さんがアニメが好きそうだったので持ってきたアニメステッカーをあげることにした。
アニメステッカーを家の壁に貼り始めたのはあげた甲斐があるなって思えた。それと同時にアニメが持つ力の強大さを再確認。
僕にとってはただのアニメステッカーだけど子供にとっては幸せそうな笑顔を生み出すなんて、なんて素晴らしいものなんだと思いました。
自分の手にあるものがある人にとって自分が持ってる以上の幸せや笑顔、感動を生み出すならそのもの自体もめちゃくちゃ嬉しいだろうなって心から本気で思う。
そんなアニメやステッカーのポテンシャルを感じている中で屋台のお母さんから一言。
一緒にご飯食べない?
と一言。
それでご家族と僕たち2人と一緒にご飯を囲んで一緒に食べました。誰かとご飯を一緒に食べるってやっぱりうまいね。
一人で食べる何倍もうまい。
そして種類も豊富で、旅人の自分達にとっては栄養を補給できてとてもありがたい。
さらにSAIGONビールもいただき全てにおいてありがたすぎる。
食事を終えてお子さんが絵を描きたがっていたので僕が持ってきた絵の具や書道用具を渡して描いてみようって伝えてみた。
子供の純粋さっていい。書道の筆で絵の具をつけてそれで絵を描いている。そのどんなものにも囚われていない世界観を自分の心から生み出していてなんとも純度100%の純粋・純朴さがそこに存在して美しい。
これからも世界に囚われず自分の世界観や描きたいものを忠実に描き続けてほしい。大学生の彼の存在もその少年にとっては大きなものになったと思う。隣で描いたものを笑顔で「最高だ!」と言ってあげることは子供にとってはとてつもない嬉しい体験になったと思う。
そしてなぜかフォーの麺の作り方を教えてもらった。こんな体験なかなかできないからめちゃくちゃ貴重。ありがとう、お兄ちゃん。
最高の笑顔やで、手が絵の具で汚れるくらい描き続けた君の絵はきっと喜んでいると思うよ。
ほら、筆も幸せそうだ。
走行距離と気づき💡
走行距離
20.3km
気づき
走っていても全然パンクしそうな予兆もない状態で急にパンクをしてしまった。荷物の重量が比較的重かった可能性があるから荷物の選別も考えないと行けないな。自転車のサイドにつけていパニアバックだけでなく、トレーラーもつけている点から全体的な重量が重くなってしまっている可能性がある。
スポット紹介📍
1.Chú Ba Hóc Môn | レストラン
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