愛する家族、そして子供たちのために彼は夢を追い続ける | 世界放浪記18
こんにちは、自転車で世界一周をするHiroです。
旅の道のり🚴♀️
9月9日、昨日の試合で体がボキボキ状態。
100km走行と試合でかなり日焼けをしてしまった。
昨日は到着してすぐに疲れすぎて寝てしまった。この無造作に荷物が置かれている状況が昨日の到着後の姿を物語っている気がします。とりあえず今日は昨日試合をした味方チームのキャプテンがご飯を食べようとのことなので準備をして下に行く。
下にはゲストハウスのオーナーさんの息子さんがお出迎え。
この子とトレーラーの後ろをバタバタ開けて、閉じてってよく分からない遊びをしていた。
するとこの子は、、、
大爆笑。子供って謎なことで幸せやワクワクを享受しやすい体質なのいいなって思う。
そんな感じで子供と楽しんでいたらキャプテンがバイクに乗って登場。
自転車に常に乗ってるとどんだけバイクって楽なんやって思うわ。
おしゃれなカフェに到着。ここが彼の行きつけでおすすめのカフェ。
入り口の雰囲気もめちゃくちゃいい。自然と調和している感が素敵。
とりあえず何の話をするかと思ったら彼がこれからの自分の未来やそこに向けて走り出した時の現状の課題について赤裸々に話してくれた。
生まれてすぐに家族がいない中で貧しく生活していた彼はこれからプノンペンの大きな街へ行き、スキルを磨いてお金を稼いでいつか村に戻って村の子供達に還元したいという美しい夢を聞いた。
ただ出発するにあたって彼の心残りは育ててくれたおばあちゃんだ、と。週に1回は実家の村に戻る予定だがおばあちゃんに会えないことがちょっと寂しいと。カンボジアの方と色々話していると家族を大切にする性質があるのを感じる。
だからこそ、ただ何かに挑戦するにあたって『家族』との関係をいかに保ち続けるかってことがとても大切になると話していた。
昨日の初対面でお会いしてから24時間も経っていないのに自分の過去や今後の未来まで語ってくれたことは本当に喜ばしい。ただなぜ僕にそこまで自分のことを語ってくれるのか聞いたところ、
「昨日の試合を通してあなたのことを信用できたからだ。」と一言。
自分の本心をしっかり話してくれることは本当に嬉しい。それと同時にただの旅人の自分が大きな力になれないのはめちゃくちゃ辛いものだ。旅というものを通して人と出会うことで新しいきっかけを作ることはできるがその次のアクションを作り出すことができないことに悲しさを感じる。
ひとまずお互いが今の自分や未来を話した上でエネルギー補給の必要性を感じたのでひとまず昼食をとりました。熱い話をするとエネルギーめっちゃ使うものだね。
言語を勉強していてよかったなって思うことは表面的な部分だけではなく、中身の深い話をすることができること。今回も英語で色々な話し合いができたけどそれはある程度英語を話せて相手の言ってる内容が理解できたからこそ成り立った。
もちろん最初のスタートとしては言語ができる、できない関わらずその人の人柄や雰囲気によるところがあるかもしれないが、その次のステップでより深い関係性になるなら言語は必ず必須やなと感じた。
そして語り終わって夕暮れになった時に彼から、
「僕の心の師匠みたいな人がいるから会ってみないか?」と提案された。日本の新宿とかでこういう類の話をされた時はマルチ感半端ないけど、ここはカンボジア。そして僕が信頼している人からの提案だったので一緒に行ってみることにした。
そして行ってみるとそこは学校だった。
その方は学校を運営されている方でさまざまなレベルの英語の授業を子供達に教えていた。そのため僕も数分間英語の先生として参加。ただもちろん自分が『英語の先生』なんて言われてい風呂敷をあげて自慢できるものではないが子供達にとって何かしら価値のある時間になっていたなら嬉しい。
一緒に授業をしてみると授業って楽しいものだな。子供の頃から授業を受ける側でそんな気持ちになれたらどれだけ変わっていただろうか。
まぁ今も1日1日楽しい時間を過ごしているのでそんなことを言ったり思ったりする必要もないが。
最後に心の師匠と写真撮影。滲み出るような優しい雰囲気。てかもうすでに滲み出ている。この写真を見ると彼がどれだけ師匠を慕っているのかがわかる。
色々な人との出会いの機会を提供してくれた彼には心から感謝しなくてはいけない。
ただただありがとう、素晴らしい機会をいただいて。
走行距離と気づき💡
走行距離
19km
気づき
昨日の長距離の影響がガッツリ出てしまった。やっぱり90km超えをトレーラー付きで行うのは無理がある。もう少し短い距離で今後は調整しよう。
スポット紹介📍
1.Young Kimla guest house | ゲストハウス
2.ពិភាក្សា កាហ្វេ | カフェ
3.A Nice Tea Kompong Thom | カフェ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?