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舌が肥えてる人ほど旅は大変 | 世界放浪記62

こんにちは、自転車で世界一周をするHiroです。


旅の道のり🚴‍♀️

Tree Sleepゲストハウスよりこんにちは。

今日はまたこのゲストハウスに泊まります。タイもおそらくここを出発したら残り3、4日とかなので最後のタイの旅をゆったりと過ごしています。

そしてスタッフさんが前日からめちゃくちゃ優しく、「これ食べない?」とか気遣いがすごく良くて気持ちのいい朝を迎えることができました。

昨日は全然気にしていなかったけど、共有スペースに行くと色々なオシャレなものが置いてある。

まずはこれ、入り口から入ると仏教の神様?のような置物があります。

入り口を入るとポットがあったり、いつでも水を飲めるようにボトルを置いてたりとこんな感じに入居者が快適に過ごせる仕組みがいろんなところに施されてる。

あとコーヒーもお茶、そしてコーンフレークなども全て滞在中は利用できる。ここまでのサービスは今までのゲストハウスにはなかった。だからこそすごいサービスしてくれるな感がめちゃくちゃ強かった。

実際サービスって何でもかんでも満足度100%を求めてやればいいってものじゃないけど「マジか、ここまでしてくれるのか」と最高の印象を作ることも大事。

実際ここはドミの部屋には天井の明かりはないので比較的暗い雰囲気になってる。ただ朝はカーテン開ければある程度は明るいし、夜はドミの各々のベッドについてる小さいライトがついてるので全く見えないなんてことはない。

必要なものと不要なものの判別がめっちゃできてるゲストハウスだなーって1日過ごしてみて感じました。

そしてそんなことを思いながらお昼を食べに屋台へ、、、ということだったが雨の日だったので屋台がやっておらず、近くのショッピングモールへ。

このヌードル店にゲストハウスの欧米の人と一緒に行ったんですがここで小事件が発生。一緒に行った方の舌に合わないので何も食べずに返金を要求していた。僕は今までそういう感じのことをしてこなかったからこの瞬間の一部始終は色々考えさせられた。

というのも自分にとって旅とはその国の文化を体験し、自分の世界の知見を広げることだと思ってる。だからこそ美味しい、美味しくないなどの味はどうでもよくて"体験"に対してお金を払ってると思ってる。

もちろんご飯を食べにきて美味しいものをたくさん食べることは一種の幸せを感じるからこそその幸せは享受したい。ただその大前提として他国に旅をしてるのでその国基準のものが出てくるのは当たり前。

ハエが集ってる、衛生的な感じではない、舌が合わない、それでも現地の人としてはそれが普通だったりする。そしてそれでいいと思ってる。だからこそ自分の理想とする味とは違うことは必ずある。ただそれを受け入れるかどうかは別として知り、体験するは大切。

まぁでもそれは僕の中での旅に対しての基準なので他の人の旅の基準はまた異なってると思うが、、、ただ思ったことは美味しいものしか食べずに生きてきて舌が肥えてる人にとってはまじで大変。受け入れられる窓口が多いことこそ幸せと感じる総量は多い。

ということで僕はこちらのヌードルを完食しました。

そして帰宅して再び昨日行った夜のマーケットへ。

雨の中、夕食を食べながら、ギター演奏を聴いている。ざっと2時間ほど聴いてたけど本当にワンマンライブすぎて弾き手大変だなって思ったけど後々聞いたら「めちゃくちゃ幸せだ」と言ってた。

本当に音楽が好きだからこそ出た言葉。

どんな状況下でも自分が好きなことをできることって幸せなことだな。

そしてギター歌手と一緒に働く女性スタッフと旅や仕事の話を色々しながら帰宅。

とりあえず今日1日は一瞬一瞬色々と深く考えさせられる1日だった。こういう1日のように起こった物事に対して評価せず、ただただ考えるという時間も大切だ。

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