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【情熱子育てスタイル】一つの形の卒業

こんばんわ♪ ヒロです。

バタバタしつつもサイコーに楽しく、時折寂しさを感じていた2週間でした。

3月1週目にお兄ちゃんの本格的な引越があり、荷物の受け入れ等の立会いのため、また、お兄ちゃんが住む街を見に、僕も一緒に東京へ行ってきました。

東京では、お兄ちゃんと二人初めてお店で一緒に酒を酌み交わしたり、荷物受け入れ後の家具の設置やら片付けやら、忙しくも楽しい時間を過ごしました。

一泊二日で一旦、帰阪。
お兄ちゃんは最後の追い込みとバイトに勤しんでいて、荷物のほとんどない殺風景な自室で過ごしておりました。
そして、大学の卒業式に一緒に参加し、昨日東京へ旅立っていきました。

見送りは京都駅まで。
新幹線のホームまで一緒に付き添う。
横には弟くんと離れて暮らしているママ。
久々に4人そろっての瞬間。

あっという間に新幹線がホームに滑り込んできて、ホーム側の窓側の席に腰を落ち着けたお兄ちゃん。
その横側を感慨深く眺める間もほとんどなく、これまたあっという間に発車のベルが鳴り響く。

窓越しに手を振るお兄ちゃん。
手を振り返すホームに残された3人。

新幹線はスピードを上げて、東京方面へ向かっていく。
お兄ちゃんの横顔を斜め右後ろから眺めながら、涙をこらえるのに必死だった。

あっという間の瞬間。
あっけない別れ。もう当分会えないと思うと、悲しみ、寂しさを感じるよりも、ぽっかりと心に穴が開いたような感覚に陥った。

そうだよな。22年間ちょい、ずっとずっと一緒に暮らしていたもんな。
修学旅行やら卒業旅行、たまの外泊。家を空けることは当たり前の様に多々あったけど、完全に別々で暮らすってのは初めての事。

外泊したとしても次の日や2~3日後には当たり前の様に帰ってきた。
お兄ちゃんの帰りを待ちながら、今日の夜ご飯は何にしようか。とか、洗濯物が山ほどあるんやろうな。とか、考えるのが当たり前だったから。

けどもうそんな事を考える事もできない。考えもさせてくれない。
そう思うと、やっぱり涙があふれてきた。

家に帰ると空っぽになった主のいない部屋がなんだかめっちゃ広く感じた。

そして、昨晩。
お兄ちゃんから感謝のメッセージが届いた。
お兄ちゃんにとっても初めての経験。
家を離れることに対しての心細さ、家に自分以外誰もいない事への寂しさ。
家に帰ると必ず父親がいるという安心感があったけど、今は寂しくて仕方ないって。

それは皆同じ。
パパも弟くんも。そして離れて暮らしていたママでさえも。
そんな寂しさを一つ一つ乗り越えていかなきゃ。

まだまだ、心にぽっかりと空いたこの喪失感は埋まることはないけれど、4月からの社会人としての第一歩を一番近くで応援できるように、父親としてもっと強く、もっと大きな心で見守っていけたらなって思った。

この4月から大学3年生となる弟くんの巣立ちの日まであと2年。
本当の【情熱子育てスタイル】の卒業は2年後だけど、お兄ちゃんの上京に伴って一つの家族の形として卒業を迎えましたので、ここnoteで報告。

自分自身に【お疲れ様】と労いの言葉と、何よりも一人東京で社会人として新たなスタートをするお兄ちゃんに最大限のエールを贈りたい!!!

がんばれ!!がんばれ!!お兄ちゃん!!!

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