留学する人、しない人
時間が少しできたので、振り返っていた時に、気づいたことがあります。
ここ2年間で海外留学について、友人知人やオンラインで連絡をいただいて、留学について相談されることがありました。20名は超えています。
私に相談を頂いたのは、40代で留学していることや、私費留学だったということ。会社を休職ではなく、退職して単身で留学したこと。
こういう点に興味を持って頂いたのかももしれません。
有難い限りです。
ただ、これが面白いことに
留学を迷っているという段階で相談を受けた方は、誰も留学をしていません。報告が無かっただけかもしれませんが、見ている限り留学をしていません。
一方、合格した後に、相談を受けた方は100%留学をしています。
興味深い結果です。
これは、何が原因なのか分かりません。
留学で具体的に得られることとのトレードオフを考えた結果、留学を諦めたのか、具体的イメージが得られず準備段階で挫折したのか、理由はそれぞれ違うと思います。
私の場合は、留学するかどうかを家族以外に相談することは無かったと思います。誰も私と似た状況の人がいなかったので、相談できなかったということが大きいかもしれません。
円安やインフレでアメリカへの私費留学は、医者、弁護士、総合商社、外資系勤務のサラリーマンだけが手の届きそうな選択肢になりつつある印象を受けますが、純ドメでグローバル経験が無い方には私はオススメしています。
もちろん、40代ともなれば一つ一つの決断が大きくなるので、私費留学は決して楽ではありません。
しかし、踠きながら前進することになるので、その過程で色々な経験もソフトスキルも得られます。
また、円安、少子高齢化という昨今の状況をマクロで考えると、40代後半、50代になるにつれて、これらの経験にレバレッジが効いてくるんじゃないかと思っています。