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35歳以上は奨学金なし!?アラフォーの自費留学、衝撃の費用事情

アラフォー大学院生のHiroshiです。
今日は留学費用のリアルな数字について、ちょっと話してみたいと思います。
今回の留学で大体どれくらいかかったか、学費、生活費含めて計算してみました。

事前にIELTSやDuolingoを受けた試験費用や日本とアメリカを行き来した移動費などは含めていません。準備だけ考えると、大体100万円程度だと思います。

想定より1000万円も違う?


実は、今回の留学にかかった費用を大ざっぱに計算してみました。
学費や生活費だけでなく、当初は考えていなかった為替レートで大きく変わった部分があるんです。

「いったいどれくらい変わったの?」と思うかもしれませんが…
なんと、差額が1000万円ほど

いつからいつまで留学したの?


時系列でアプライから卒業までを並べて、その時のドル-円の為替変動を調べてみるとこんな感じです。
2021年12月:大学院へアプライ(1ドル=112円〜115円)
2022年4月:合否を受領(1ドル=122円~129円)
2022年5月:留学を決断(1ドル=127円~130円)
2024年12月:大学院修了(1ドル=150円〜157円)

ね、為替がすごい勢いで動いていますよね。

先ほどの差額は、留学にかかる総額をドルで出した後に、2021年12月時点の為替レートで計算した金額と、2024年12月の為替レートで計算した金額の差額です。

35歳をすぎると奨学金なし?


よく聞かれます。
奨学金とか出ないの?」と。

でも、35歳を過ぎると多くの奨学金の対象外になってしまうんです。
(博士課程なら別ですが、私は修士課程なので、すべて自己負担でした)

もし、2021年の時点に戻って、1ドル=150円で計算した総額を見た場合、決断できた自信はありません。

お金の不安はどうする?


正直、「これ、投資を回収できるのかな?」と不安にもなります。
でも、もし誰かに「留学の金銭面が不安」と相談されたら、
僕は「やりきる覚悟があるなら、何とかなる」と背中を押すと思います。

もちろん、留学後の方に大変なこともありますが、
そこまでの決断と行動ができて頑張れる人は、金銭的な問題も解決できると思ってます。
私も入学前に見えていた世界と卒業後に見えている世界は変わってます。

社費留学はうらやましい?


お金に余裕があると、生活が安定するのは確か。
社費留学の人が、家賃3倍の安全なエリアに住んでいるのを見ると、
「いいなあ」とうらやましいと感じることもありました。

でも、僕は自分で決めたゴールに向かって質素に頑張るのも悪くないと思っています。
もちろん、生活の中で不便に感じることや制約も出てきますが、これらによってモチベーションが上がることもあるし、いろんな知恵も湧き出てくるからです。

結局、留学はコスパがいい?

為替や学費を考えると、正直コスパは良くないように見えるかもしれません。
でも、私は留学を通して「価値観が変わった」と思います。

やってみると分かるんですが、
「大変だったからこそ得られる経験や自信」って、
お金では買えないんですよね。

だから、今は「コスパ」の話より、
「視野が広くなった」「新しい景色が見えてきた」という気持ちが大きいです。

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