「あの時(学生の時)はよかった。。」てホントかよ。
※注意: 言葉が悪いので気をつけてください。
僕は30代も後半になるが、「あの時は良かった」なんて一度も思ったことがない。
これ言う人は、どれだけ学生時代が楽しかったの?充実してたの?リア充だったの?
逆に、今がどれだけつまらないの?社畜なの?貧困なの?大人になってどれだけ落ちぶれたの?
過去を思い返すのは時々はいいと思うけど、羨むのは違う気がしてる。
「若い時は〜」「学生の時は〜」て過去にすがってもなんにも生まれない。子供は気楽でいいよなぁ、なんて聞くと、僕はなんか違和感を感じる。
まず、子供はホントに気楽に生きてるんだろうか。
確かに気楽にやってる子もいるだろう。でもそうじゃない子が大半だと思ってる。
子供は子供なりの閉鎖社会があり、グループの力関係があり、バランスをとって生きている。親の顔、先生の顔、大人の考え方を見ながら生きてる。
僕から言わせれば子供を羨ましがるのは、大人の怠慢。戻れない子供時代を過度に美化して悦に浸ってる。
そして、その考え方は子供に対して大人のカッコ良さをみせれない。
子供に「遊べるのは今のうちだから目一杯遊んどけ」なんて、本当に何言ってるのか意味不明だ。そういう固定観念を植え付けるべきではない。
僕が小学生の頃に見たアニメ(タイトルは忘れた)で、父親(たしか漁師)が子供に「俺の夢をお前に託す!」なんてシーンがあった。当時は何にも思わなかったが、今思えばあの父親の年齢は多分30後半から40代。
「託すの早すぎない!?自分で夢叶えろや」
としか思えない。そもそも自分の子供だろうと自分の夢を託すのは、無責任であり、子供に無駄なプレッシャーを与える。
アニメのここまで怒るのはやりすぎかもしれないが、現実にもこの精神性の人たちがたくさんいると思う。
自分の人生この程度、頑張ったけどここまで、これ以上は無理、みたいな考え方が人の成長を止まらせる。成長が止まると、未来が見えないから過去を見始める。
少なくとも僕はそういう考え方には染まりたくないし、いつまでも足掻いていたい。
そんなことを思った今日このこの頃でした。