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「苦手だからやらない」はもったいない?ヒラメをさばいて考えたこと (2025/1/29 #116)
購読している『東北食べる通信』から、八戸で水揚げされたヒラメが届きました。
(東北食べる通信については、こちらの記事で書いてますので、よろしければどうぞ!)
今回このヒラメをさばいてみたことを通じて感じた「苦手意識のあるものに取り組むこと」について書いてみます。
ヒラメの5枚おろしに挑戦
食べる通信には食材とともに「おすすめの調理法」が紹介されており「ヒラメはさばくのがちょっと難しいので、丸ごと煮つけるたり、焼いたりするのがおススメ」と書いてありました。
これまでならオススメ通り調理していたと思うのですが、今年初めの記事に書いた通り「挑戦」の文字をスマホの待ち受けにして、毎日見ていることもあってか、「さばいてみたい・・・」と思うように。
ということで、これまで経験したことの無い「ヒラメの5枚おろし」というものに挑戦してみることにしました。
こちらのYoutube動画が丁寧に解説しているので、これを見ながらトライ。
動画の通り、ウロコを取り(金たわしが無かったので、包丁でウロコ取り)、アタマを落とし、下処理まで実施して一息。
その後、ヒレの部分に切れ目を入れ、背骨を境に4枚ずつ身をとっていきます。
時間はかかったし、骨の部分に結構身が残っちゃったりしましたが、何とか5枚(身が4つと、骨周りが1つ)おろしを完了!
刺身・身の煮つけ、それとタマゴも出てきたのでそれも煮つけにしてみました。
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下のお椀がタマゴの煮つけ。刺身の写真は撮り忘れてしまった・・・
刺身はプリプリ、煮つけはホロホロ、自ら捌いて食べ比べたので違いがよく分かってそれも良かったです。
手先を動かすことに苦手意識がある。その理由は?
さてここから「ヒラメをさばく」ことを通じて感じたことを書いてみます。
私は子どもの頃から、手先を動かすことに苦手意識があり、大人になってからも魚を捌くのも、家具を組み立てるのも、どちらかと言えば人にやってもらうことが多かったです。
なぜ苦手意識があるのか?
いま考えてみると、子どもの頃は「授業時間」という限られた時間の中で「工作」だったり「裁縫」だったり、何か仕上げなくてはならないものの、時間切れでうまくいかなかった経験の積み重ねが背景にあるように思います。
今回取り組んだポイント
そんな苦手意識のあった「手先を動かす作業」にどう取り組んだのか?
今回ヒラメをさばくにあたっては、夕食の準備でありながら、昼過ぎから作業に着手。
そして「Youtube」という先生の存在は大きかった。
学校の授業中であれば、自分1人が先生を独占してやり方を聴くわけにもいきません。
その点Youtubeであれば、何度同じところを繰り返し見ても、怒られたりしないので、分からないところは遠慮なく何度も見ました。
(再生回数増えるから、むしろ発信者からしてもありがたいのかと!)
このように時間に余裕を持ち、何度も教えてくれる先生もいる環境で、ヒラメの5枚おろしを完了することができたのでした。
苦手と思う作業にも、改善できるポイントがあるかもしれない
こうして考えてみると、従来苦手だなと思っていたものも、そう思わせた理由があったかもしれません。
私にとって「手先を動かすのが苦手」と思っていた理由は
・制限時間で完了させられなかった
・理解しきれなかった部分の解説を得られなかった
部分が大きく、そこを解決すれば、できないことも無いというのがわかりました。
「時間がかかることなら、人にアウトソースすればタイパはいいんじゃない?」という考え方もあり、私もそう思う部分もありますが、他方で世界を広げる機会を逃してしまうとも思います。
ということで、「挑戦」をキーワードに掲げた2025年度、「苦手と思っていたこと」についても、それって本当?と考えながら、小さな変化を積み重ねていきたいです。
皆さまも「苦手」と思っていることが、なぜ苦手なのか?
前提となる条件・環境を変えて取り組めないか、考えてみると良かったりするかもしれません。
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