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予想外の出来事も楽しもう! 旅のトラブルを「経験値」に変える(2025/2/24 #121)
「社会人にとっての旅の効用」についての記事の中で「判断力が高まる」という話に触れています。
それを書いてから1カ月。
先日私にとって「人生初スキー」に行くため、家族で身支度をしていたところ「新幹線のトラブルでダイヤの大幅乱れ」という情報が!
いやー、色々な事が起こるものです。
今回このトラブルについて、判断・行動をした結果、家族にとって新たな引き出しが増えたという話を書いてみます。
新幹線の現在地を確認
まずは状況の確認です。
JR東日本のアプリで、電車の現在地を確認できます。
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元々乗る電車は11時過ぎに東京を出発予定でした。
が、11時近くになっても2時間前の電車が東京を出発するといった状況。
乗る予定の電車が、大幅に遅れそうなことは理解できました。
とはいえ、途中で遅れが解消する可能性もあるので、新幹線駅の近くで待っておいた方がよさそう。
ということで、まずは新幹線駅を目指します。
先述の通り、予約していた切符は東京発だったのですが、ここ最近東京駅構内が混雑しているイメージを持っており、ましてや大幅遅延が発生している状況で、カオスになっていそうなことが予想できたので、あえて上野駅へ。
道中、アプリを見てみると、まだ大幅遅れは継続中。
予約していた新幹線「とき〇〇号」が今どこにいるのか知りたいのですが、残念ながらアプリではそこまでは確認できません。。。
上野駅では払い戻しを受けるためなのか、みどりの窓口と、新幹線改札横の窓口には長蛇の列。
が、在来線改札横の窓口は大した混雑になっておらず、ここで駅員さんに「とき〇〇号が今どこにいるか分かりますか?」と質問。
「あー、ちょっと待ってくださいね」と手元のタブレットを確認してくださり「たにがわ〇〇号が、とき〇〇号になる予定で、そのたにがわは、2時間後に東京着予定ですね」と教えてくれました!
それってどうやって調べられるんですか?と聞いてみたところ、「JR東日本アプリ」に提供している情報の詳細版を駅員さん側では確認することができるようで、予約していた電車がどこにいるか知りたい場合は、駅員さんに質問すると良さそうです。
子連れで時間をつぶすのに選んだ場所
ということで2時間待つ必要があるのですが、大人だけなら「カフェで粘る」等の選択肢があるものの、未就学児含めた子連れのため、それは難しい。
ましてや雪山用のウェア等、大きな荷物を抱えてます。
そこで選んだのは・・・
カラオケボックスです。
個室スペースが確保できるので、子どもがグダグダ言っても大丈夫。
電車がさらに遅れたり、逆に早まったりしても部屋の延長や、途中スパッと脱出することもできます。
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また、コロナ禍以降「歌わない用途」で使われることも増えてきたようで、手持ちのスマホとカラオケのディスプレイをつないで動画鑑賞する、といった時間つぶしの仕方もできます。
なんだかんだで、我が家は歌って過ごしましたがw
(子どもにとって人生初カラオケ。仮面ライダーの主題歌などを、番組映像バックに歌うので楽しそうでしたww)
ちなみに今回選んだお店は「カラオケパセラ」。
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こちらはカラオケチェーンの中でも清潔感があり、フードも充実していますので、子連れ旅中、不意に待ち時間が発生した際の選択肢としておススメです。
昼ごはんを食べたり、カラオケしたりしつつ、横目では「JR東日本アプリ」で、「たにがわ〇〇号」の行方を追いかけます。
「たにがわ〇〇号」がそろそろ東京に着きそう、というタイミングでカラオケ店を脱出。
上野駅では10分待たずに、「たにがわ〇〇号」から変身した「とき〇〇号」に乗ることができました。
乗ってる電車が止まった時の備えも考えてみる
ここまで「事前に電車が遅れることが分かっていた」というシチュエーションでの過ごし方について書いてみましたが、子連れ旅中「乗ってる電車が止まってしまった」経験も思い出したので、そちらについても書いてみます。
その時は沿線での人身事故で1時間弱、その場で足止めをくらったと記憶しています。
とりあえず30分弱は、お弁当食べるので時間をつぶせたのですが、まだ電車は動かない。車窓も変化が無くつまらないし、揺れないので眠くもならない、ということで、この時はやむなくスマホのYoutube(+ワイヤレスイヤホン)で仮面ライダー(ここでも登場w)の動画を見せていました。
この時はデータ通信も発生したわけですが、こういった事態を想定して、旅の前にはいくつか暇つぶし動画をダウンロードしておく、というのも大事な備えになるかもしれません。
トラブルも新たな引き出しを増やす機会にしてしまおう
さて話を戻します。
今回「乗る予定だった新幹線が大幅に遅れる」ということで、動き方が違っていれば非常にストレスフルな事態に直面したものの、諸々奏功して、ストレスゼロ、むしろ「楽しかった記憶が増えた状態」で、無事スキー場にたどり着くことができました。
(もちろんカラオケ代はプラスアルファの出費になりますが、2時間以上新幹線が遅れると特急料金は返金されるので、チャラになる可能性もあります。)
遅れた分、初日に予定していたスキーはできず、翌日のみになってしまいましたが、その分違った体験もできたということで良しかなと。
(そもそも事後の筋肉痛を踏まえると「1日だけで十分だったわ」というのが本音だったりしますw)
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豪雪っぷりが半端ないです
行動を起こせば起こした分、予期せぬトラブルに出会う確率も増えますが、そんな時こそ「引き出し増えてラッキー」と思って過ごしたいものです。
では今回は以上です。この経験談がどなたかの参考になれば幸いです。
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