超メジャー歴史スポット・伊勢神宮を歩く(外宮編)
以前、神社についての記事をアップしますが、神社に関心を持った理由の1つが今年の夏に伊勢へ旅行する予定があったからで、今回は伊勢神宮について書いてみます。
以前書いた記事↓
年間6~800万人が参拝する超メジャーな歴史的施設
伊勢神宮(正式には神宮とされる)は、「皇室のご先祖の神」とされる天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られる内宮(ないくう)、衣食住はじめ産業の守り神である豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られる外宮(げくう)のほか、125ある宮社すべて含めての総称。
内宮は2,000年、外宮は1,500年の歴史があるそうで、個人的にはお参りというよりも、そんな歴史が育んだ周辺の自然環境への興味がありました。
さすがに全国的にもメジャーな場所ということで、参拝者数は内宮・外宮の合計で600万人超(コロナ禍を除く)。20年に1度、社殿の場所を移す「式年遷宮」が行われる年は800万人(2013年は1400万人!)にもなり、以前調べたことのある姫路城は年間200万人ということで、その3~4倍。同じ歴史的施設といえども伊勢神宮のメジャーぶりがわかります。
統計上日本には神社が8万社ほどあるようですが、調べてみると年々徐々にその数は減っている模様。
そのような情勢下で根強く人を呼び込む伊勢神宮に行ってみてどうだったのか、この後書いていきます。
まずは外宮を歩く
行くまでそんなことも知らなかったのかという感じですが、内宮と外宮は片道4km離れていて、一度に両方回るには半日以上かかります。
伊勢神宮参拝のならわしは、外宮⇒内宮の順で回ることとされていますが、先ほどの参拝者数の推移グラフを見ると、昭和38年頃を境に内宮・外宮とで差がついており片方しか行ってない人も増えているようです。
それまでは「ガチ参拝」みたいな人が多かったのに、観光地化してきて「どちらか片方でええか」みたいな人が増えてきたのかもしれません。
子連れで両方回るのは正直しんどく(子どもにとって面白いものがあるわけでもないので)、家族連れでは外宮だけ回って、内宮は後日別件で三重県へ行く予定があったので、その日の早朝に行くこととしました。
(そこまでするか、と我ながら思いますが、「DIEWITHZERO精神」で行けそうなタイミングで行っとけ、という感じです)
伊勢市駅(JR・近鉄両方ある)から歩いていけるのは外宮となります。
駅前に鳥居があり、そこから参道を歩きます。
10分ほど参道を歩くと外宮の敷地に到着。
外宮へ行ったのは午後イチだったので、外を歩くには日傘必須でしたが、敷地に入ると巨大な木々が日陰をつくっており、快適に歩けます。
(散水車がひっきりなしに参道に散水し、暑さ対策を施していました)
外宮には、正宮のほか「多賀宮」・「⼟宮」・「⾵宮」という別宮もあり、それぞれお参りして、子どもの体力が尽きる前に退散しようとすると・・・
馬がいました!
この馬は、皇室から献上された神馬で「神様を乗せる役割」を担っているのだそうです。
馬小屋で面会できるのも貴重な事のようですが、毎月1日、11日、21日の朝8時から正宮にお参りするために外に出てくるようです。
たまたま居合わせた、参拝好きの女性から「明日は馬が出てくる日だから、よかったら見に来たらいいわよ~」とおススメされたものの、さすがに家族総出で(泊まるのは少し離れたところだったので)、早朝からお参りに来るほど気合は入っておらず、そちらはまたいつか、ということで。
思いがけず馬が見られて、子どもたちもテンションが上がり、体力の尽きぬうちに外宮参拝を終え、宿泊先の鳥羽方面へ。
内宮は先述の通り、後日行っているのですが、思いがけず別の神社にも足を運ぶことになり、そのエピソードも含め次回書いていきます。
ということで今回は以上です。
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