「Rebirth + Slow Dance (feat. Sofia Carson)」Live Clipの感想
ジミンさんの生演奏に生歌唱のLive Clipという貴重な動画だ。ダンスなしで歌唱のみ。
「FACE」の活動期を通しても、ソロ活の中でここまでの本格的なLiveはなか
ったような気がする。
前置き
何よりもジミンさんの歌唱力が向上している。それがLiveで際立つ。
基本から鍛え直しているとナムさんとの「Mini & Moni Music」でも語っていた。長くなるが以下に引用する。
自分が想像していたジミンさんは修行僧のようなものを勝手に考えていたが、高みを目指すジミンさんはその想像すら超える。
そもそも、世間と隔絶した世界で生きる修行僧の方がストイックに生き易いのであって、今やポップスターでもあるジミンさんは世俗中のなかの世俗というべき芸能界、その中の欧米を含む音楽業界という魑魅魍魎が闊歩するその世界に身をおいている。
成功と引き換えに身を滅ぼしていくポップスターは少なくない。その中で健全な精神を保ちながら、自身がどうあるべきか、傷つきながらも模索し続けるポップスターは決して多くはいないだろう。
「MUSE」の前のアルバム「FACE」で自己と対峙したジミンさんだが、そのことについても上のナムさんとの対談で少し触れている。ここも胸が痛くなる。
ジミンさんの成長
前段が長くなってしまったが、ソロ活でジミンさんは確実に成長しているということが言いたかった。
「FACE」のJimin's Production Diaryで、
壁を乗り越えたと思っていたけど、それすら傲慢であったという意味のことを最後に語っていた。
そういっていた通り、アルバム『FACE』から『MUSE』までの間に着実にジミンさんは成長している。
ソロ活だからジミンさんをピンポイントに観察することが出来、ソロアルバム発表によってその成果を知ることが出来る。
自分が言うのもおこがましいが、そこにジミンさんの確かな成長が見られて、有言実行のジミンさんに思いを深くする感じ。
ソフィアさんの声がいい
ライブクリップで気がついたのが、ソフィアさんとジミンさんの声の相性のよさ。ソフィアさんが歌うターンにはいった時、その声に思わずゾクっときたくらい。
ジミンさんがソフィアさんをチラチラとみる眼差しがナムジャ的な顔になっているところも新鮮だった。
ソフィアさんの笑顔も本物だし、これはARMY だからか。
(この撮影のためだけに韓国に)
ジミンさんもオッパ感が出していたし、けど、ソフィアさんは2つ年上のヌナなんだよね(それがどーした)。
ヌナであるソフィアさんかメロメロになるのもジミンさん相手なら無理ないかー。
ライブクリップをみる海外YouTuberさんの動画をいくつかみたが、ジミンさんの英語の発音も良いらしく褒めていた。ジミンさんは苦手な英語も克服しているようだ。
このライブのジミンさんは、歌唱力、フィーチャリングしてくれたソフィアさんをリードする感じひっくるめて、ベストのジミンさんだった。
そして、何よりも一番、このライブクリップ全体で醸し出されているのが、恋する気持ちの純粋な初心なワクワク感。
忘れていた初恋が立ち上るような、穏やかな、和やかな感情が伝わり、聞いてるだけで気分が清浄化される感じ、大袈裟かな。
最後の二人の挨拶のあと、抱き合うが、それがこのうえなく上品なのだ。
この空気感はジミンさんならでは。
クラシックとかミュージカルのエンディングみたい、ジミンさんの美意識がもつ独特な世界だ。
感想
ジミンさんのソロ活のステージを見ているとアイドルという形をとってはいるものの古典的な芸術に通ずる「美」を感じる。
古典芸術に携わる人達の共通点は、毎日繰り返す長時間の鍛錬・修練に尽きるのではないかと思うが、ジミンさんが歌手として自ら課している稽古時間も負けていないと思うから。
(また、まとまりのない感想となってしまいました・・・。)