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支援には何が必要なんだろう?

どうも、クラウドファンディング絶賛挑戦中のおぐです。

クラウドファンディングって本当に難しいです。

実際に資金を投じるということはSNSでの「いいね」と全く違い、高いハードルを乗り越えて決断してもらう必要があります。周りでも挑戦する人が多いなって最近感じていますが、皆さんよく達成されているなと感心してしまいます。
自分が挑戦しようと思ったときは果たしてみんなに支援をしてもらえるような人間なのか、人間力が試されているようでとっても不安でした。

もちろんそれが全てではないですが、多分に影響していることは間違いなさそうです。。

伝えかた

立ち上げて思ったことの一つとして、「伝え方」の重要性です。

事業内容や代表者の想いなど、プロジェクトに関することはすべてその1ページで伝えきらないといけません。

「こんなこともやっているんですね」と、来た人たちを外野から眺めるだけにさせてしまわず、「このプロジェクトに一緒に関わりたい!」と当事者意識を芽生えさせるには、
・目的を明確化し、
・具体的な支援者(=ターゲット)をイメージしたストーリー

にすることが大切です。

ページを訪れれば、そこからはプロジェクトにかける起案者の熱い想いが滲み出るようにして伝わって来る、そんな熱量を帯びた一つの世界を表現することが大事だと思います。

文章、写真、動画。リアルに会って支援を呼びかけることができない分、情報を補うための施策はすべてやりきる必要があったなと今になって少し後悔しています。。

客観的視点で物事を捉えるのが苦手な自分ですが、何度も何度も読みなおして、受け手に意図した通りの伝え方ができているか最後までチェックしていました。

結果どうなるのか

共感を得るのがゴールならばそれでいいと思いますが、

「私支援します!」

という次なるアクションまで起こしてもらわないとクラウドファンディングを実施する意味がありません。

しかしこの共感と支援の差はかなり大きく、ある程度経験をしたことのある人の助言や、クラウドファンディングの担当者のサポートがないと、うまくその設計をすることはできないんじゃないでしょうか。

私が思う、共感⇒支援へとつなぐステップの条件は

1.「あなたの支援が必要である」という強いメッセージ
2.「その支援があることで何が実現できるのか(=成し遂げたい未来)」
3.「支援の結果自分(=支援者)に及ぶ影響」

で、このあたりを意識してプロジェクトを立ち上げていました。

多くは魅力的なリターンを設定することで「3.」の条件を満たしていますし、ペインの大きい課題であれば、その解決を訴えることで十分に支援を集めることができると思います。

結局何がしたかったのだろう

ここまで述べてきてこんな話をするのも難なんですが、結局自分て何がしたかったんだろう???www

クラウドファンディングはあくまで手段であるはずなのに、自分はそれを目的として捉えすぎていたような気がする。。

そもそもきっかけは半年ほど前。

製造をお願いする先の社長さんを訪ね、私の事業計画を説明したとき、

「『君』の思いは十分伝わったけど、どれくらい君の思いを買う人がいるのかな。」

と言われたことでした。

私のように熱い想いを胸に起業しては失敗していく多くの経営者を見てきた社長の優しさからでた言葉でした。

そんな社長さんに認めてもらいたいという気持ち、自分の事業に理解を示してくれる共感者を集めたいという気持ち、そして社会からの評価をこの目で確かめたい。そんな思いからスタートしたのでした。

作戦を練ったりテクニカルな部分は考えないでいいというわけではないのですが、素直に事業として始めようとしていることを書き、どんな価値を社会にもたらしていきたいかをそのままにまとめればいい。ただそれだけのことなのに。

プロジェクトを立ち上げていることを広く認知してもらうための取り組みは欠かせませんが、その後、皆さんがどんなアクションを取ってくれるかまでは、自分にはどうしようもできないのです。

その結果こそ、私に対する社会の正当な評価。
それをありのままに受け入れるだけなのです。

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