「好きでい続けられる」ことこそが才能 #58
タイトルは、私が昔ビリヤードのプロに聞いた言葉です。
ビリヤードでも才能のある人はいっぱいいる。
でも、本当に成功する人は「続けた人」だけ。
すぐにプロになった人でも、練習をさぼれば10年続けた人には勝てなくなる。
文字に書くと当たり前な言葉ですが、本当にそうだなーと思いました。
実際には「努力し続けられることこそが才能」と言っていました。
私は「努力」や「頑張る」という言葉があまり好きではないので、「好きでい続けられる」と読み替えて理解しています(笑)
こういう練習をすればうまくなるというメソッド的なものはどの分野にもありますが、それを短期間で身につけられる人が一般的に天才といわれるのだと思います。
しかし、それを好きでい続けられるかどうかは、他者から教えようがありませんし、目に見えるものでもありません。
「結果に関係なく好きだと思い続けられること」
それこそが、努力でもお金でも手に入らない才能なんだと思います。
AIにはたどり着けない領域
AIを人工知能という意味で捉える方が多いですが、まだ機械学習という言葉が近いです。
たくさんのデータを処理しているだけにすぎません。
「顔が丸くて、目が大きく、二頭身のキャラクターを人間が可愛いと思う」という法則は発見できても、キモカワという概念は理解できません。
私も理解できませんが(笑)
つまり、何かを好きだという感情は、人間だけの特権です。
夫婦関係も同じ
結婚相手の条件は、収入があって、家事育児に協力的で、話を聞いてくれる人って本心でしょうか?
好きな人というのは、そういうデータで見えるものではないと思います。
好きになった人が結果的にそうだったらラッキーという程度だと思います。
人を好きになること自体、素晴らしいことです。
社会が作り出した結婚という制度において、共同生活がうまくいくかどうかなんてただの運試しみたいなものです(笑)
お金が無くても、自分勝手でも、好きでい続けられること、それだけで十分なはずです。
育児や、友人関係も同じかもしれませんね。
幸せとは目に見える結果からではない
まとめると「幸せとは結果からもたらされるものではない」ということです。
十億円手に入れたら幸せになる、世界一の美女と結婚したら幸せになる、ということではないのでしょう。
大切なのは好きかどうか。
に集約されます。
好きな人と好きなことをし続けるためにすること、それをはじめて努力と呼びたいと思っています。