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"なにもしないをする”ということ
導入
先日、2018年に公開された映画『プーと大人になった僕』を鑑賞しました。
以下映画の作品情報サイトリンクです
*内容は映画に触れるものであるのでネタバレがお嫌いな方は注意してください*
プーさんは子供の頃になんとなく見た記憶しかなかったのですが、記憶の中では食いしん坊なおバカなクマだなあ、くらいの印象でした。
ただこの映画を見てから、また改めて原作を読んでからは別の視点で捉えるようになりました。
あらすじ
簡単に映画のあらすじです。
クリストファーロビンは大人になるにつれてプーたちのいる100エーカーの森を離れ、一般的な社会生活は始めていきます。学校に行き、会社に勤め、結婚し、子供もできて幸せな生活を送っていました。しかしクリストファーロビンの務めている会社はとても忙しく、土日も関係なく働いていました。仕事に忙殺される日々を送るにつれ、段々とクリストファーロビンはゆとりのある生活ができなくなってしまいました。家族との関係も少しづつ離れていき‥‥
そんな日々の中、ひょんなことでプーと再開を果たします。
この続きと結末は映画の中で
”なにもしないをする”
さてさてこの映画の中にはたくさん心に響く言葉がありましたがその中で僕が特に心に響いた言葉はこちらです。
"Doing nothing often leads to the very best something."
なにもしないって最高の何かに繋がることなんだ
心打たれましたね。
子供の頃とは違い、現在僕も社会に出て生活をしているわけですが、しばしばいろいろな場面で困難や責任、成し遂げなければならない仕事が出てきます。
そんな時にこの言葉を思い出して実践してみましょう。
”なにもしない”っていうのは本当になにもしないんです。携帯を触るのもご法度です。なにもせず、ぼーっとして景色をみたり散歩するのがいいでしょう。
そうするときっと何かしら新しいアイデアが思いつくかもしれません。もし思いつかなくてもいいんです。そのように何もしない時間を作ることが大切なのです。
仏教の文化で「坐禅」というものもあります。
坐禅は仏教の修行の中で精神統一(瞑想)をするために行うものです。
呼吸を整え、姿勢を整え、精神鍛錬を行います。一般人向けにお寺等で行われているものとは意味合い的には違うみたいですが、精神を整える意味では大体同じです。
ちょっと話がずれてしまいましたが、”何もしないをする”ということが時々僕たちには必要なのかもしれません。現代社会では仕事に忙殺されてバランスを崩してしまう人が多くいます。息抜きでお酒を飲んだり遊んだりするのもいいですが、ぜひ”何もしない”をしてみてください。そうすることで今まで見てきた景色も違って見えるかもしれません。共感していただければぜひやってみてください。