楽しむのも慎むのも虎党のさじ加減
#16
球団が声出し応援に注意喚起を呼びかけた。
誹謗中傷のヤジ、侮辱的な替え歌をやめてくれ。
中日のチャンステーマの歌詞の「お前」が
不適切フレーズとして使用自粛になる時代だ。
理由は選手へのリスペクトと教育上の問題。
東京ドームで『商魂こめて』を初めて聴いたとき
歌詞のセンスが秀逸すぎて感心してしまった。
正直、これくらい的を得た応援歌を書いて
応募すればよかったかなと思ったくらい。
百歩譲ってG党が自虐的に歌えばどうなのか。
不適切な表現は文脈から判断すべきではないが、
不適切な応援を規制して線引きが厳しくなれば、
放送禁止用語の言葉狩りのようになってしまう。
プロスポーツの試合で勝ち負けにこだわれば、
熱くなって興奮して時にはイラつくこともある。
一部の心ないファンやグループが先導し、
周囲を煽って不愉快にさせるのはよくないが、
外野席で静かにお行儀よくではつまらない。
歌詞や行為に顔をしかめるのではなく、
歌詞の意味をユーモアたっぷりに説明し、
ブラックジョークとして、紳士とは何か、
正義とは何か、子どもに教える方が健全で、
坂本問題を忖度してスルーする方が気持ち悪い。
いいか、悪いか、2択はよくない。
5カウントまで反則が許されるからプロレスは、
エンターテインメントとして成立している。
その曖昧で機微な攻防が肝であり妙でもある。
今は何事も昔はよかったではすまされないが、
否定も肯定もしない、ほどよいバランスで
行為を許容できる懐の広い時代に戻らないかな。
今週の虎党の呟き😊
大阪の「アホか~」は選手への愛情の証し。
虎党からのお願い🙇♂️
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