悔しさを忘れてしまわないのか横浜
#98
試合を重ねるごとに成長しながら勝っていく
夏の地区予選を勝ち抜いて強くなっていく
高校野球を見ているようでおもしろかった。
CS の 1st で原因をつくった虎に勝ち、
8ゲームの差をつけて優勝した G に勝ち、
91勝して42の貯金をつくった鷹に勝った
事実と実力は認めなければならないし、
負けた3チームは言いわけできない。
ソフトバンクの日本シリーズ14連勝の強さと、
29イニング無得点 & 救援陣20失点の脆さ。
短期決戦の戦いと投手交代のむずかしさに
負けに不思議の負けなし。
チーム事情だったのかもしれないが、
なぜ、打線を組み変えたのか、
経験の浅い選手を起用したのか、
いつもと違うことをする小久保采配と
ひたむきさが選手には見られなかった。
鷹党のストレスと腹立たしさが目に浮かぶ。
DeNa の勝率は.507なので勝ったり負けたり
負けたり勝ったりしながら調子の波に乗れず、
ポストシーズンにうまく噛み合ったのだろう。
虎党目線ではそんなふうにしか思えないが
勝ちすぎて勝利に慣れてしまうことよりも
負けながら勝利に飢えた戦いがよかったのかも。
勝ちに明確な理由がある。
偶然の奇跡で日本一になれるほど甘くない。
「野球をやる人間はボールで踊らされる。
一挙手一投足でボールに集中することを
約束してくれ。集中して願いを込めよう」
12年前の中畑監督のミーティングの言葉だ。
奇跡を起こして CS に行こうと呼びかける。
野球を始めた少年の頃に聞きたかったな。
中畑監督が蒔いた DeNa のチームの種。
少し時間がかかったが日本一になった。
チームがファンとともに歩んできた歴史と
ファンしか知り得ないストーリーがある。
ファンじゃないから思い入れはないけれど、
お祝いムードに水を差すことはしたくない。
日本一にケチをつけるつもりはないけれど、
貯金が2つの3位という成績をお忘れなく。
今週の虎党の呟き😏
日本一になったのにリーグ優勝してない矛盾。
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