自宅兼店舗にすべき
現在お店は自宅の一部でいわゆる自宅兼店舗である。
当初からそのつもりで計画していた。
多少の失敗した部分があるにしても良かったと思っている。
そこでメリットだと思う事をあげてみる。
合間に家事ができる
開業時から現在までずっとお客が来て忙しいというのは理想だと思うが、現実は違う。
当然暇な日や暇な時間はある。
暇な時間があっても自家焙煎のお店であればやることはいっぱいあるので問題はないのだが、これが自宅兼店舗だと有効に使う事ができる。
たとえば店が別の場合、出勤前に朝食や場合によっては洗濯をする。
帰宅後は夕食や入浴そして就寝。
休日に掃除などするのかもしれません。
田舎になれば外作業は数多くあります。
草刈り、枝切り、枯葉掃除、家の修繕。
自宅兼店舗の場合はそれらを合間にすることができます。
もっとわかりやすく言うと接客以外は好きな時間にして良いのです。
実際私は焙煎後に家族団らんで食事をしてお客がいない時間に洗濯物も取り込めます。
開業当時は来客ゼロの日もざらにありました。
そんな日は色んな事ができたので良かったです。
逆に言えばプライベートの時間と仕事が混ざってしまうのですが、好きな仕事だからこそできるのかなと思います。
確認が容易
家にいて仕事ではない時にふとスケジュールや在庫を知りたい時もでてくる。
予約状況や新しいメニューで在庫等を知りたい瞬間がある。
これが自宅兼店舗は非常に容易である。
発注忘れや仕込み忘れなどもすぐ作業できます。
育児協力がしやすい
昨今育休の話題もあるが、自分の奥さんが妊娠や出産などした場合どこまでサポートできるか問題がでてくる。
職場がある場合は基本自宅に戻るまではお手伝いできません。
これも自宅兼の場合は合間でお手伝いできるわけです。
私の場合は開業して間もなく第1子が産まれたので、育児の時間の方が多かったかもしれません。
ある日は焙煎中にあやしに行ったこともあります。
抱っこしながらお客さんと会話した覚えも。
3歳まではできるだけ子供と触れ合った方が良いとも言われますので、良かったのかなと実感してます。
2次利用しやすい
多少ルール違反な所もありますが、営業時間外は便利に使えます。
例えば店内客席で家族で食事をしたり子供の勉強する場所になったり。
厨房で個人的な調理を作ったり。
来客があった時は客間にできます。
ちなみに私の場合は自分の部屋感覚で使っております。
それ以外にもメリットはありますが、当然デメリットもあります。
とはいえ個人的にはできるなら自宅兼店舗にした方が良いと思いますよ。
その仕事で一生やっていく覚悟があるならですが。