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医療保護入院について

医療保護入院について
2025/1/16

映画「どうすればよかったか?」が話題になっている。
私も鑑賞したので感想など語ってみたりもした
https://note.com/hiro_m_1962/n/n4e6ed17424fc?sub_rt=share_b
精神疾患の患者との生活について、その一端を知ってもらうには、素晴らしいドキュメンタリー映画と言える作品であり、多くの皆さんに観賞して欲しい作品のひとつである。

最近、精神疾患のある人による事件の報道がいくつかあり、刑事犯罪に関しての精神疾患の取り扱いが問題となって来てもいる。
その一方で、左傾人権弁護士などによる精神疾患の患者さんの擁護活動により、入院させられないケースも見受けられる様である。
精神疾患は、自覚が伴わないケースが大半を占める厄介な病気であるのだが、意外とその事実が知られていなかったりする。
介護する親族にとっては、入院させないと無理という状況もあるのだが、入院させるのが大変であったりする事が多い。
認知症患者とは、異なる苦労が存在している。

厚生労働省
医療保護入院に際してのお知らせ
https://www.mhlw.go.jp/content/001080886.pdf

精神科の入院について
https://kokoro.ncnp.go.jp/support_hospitalizatio.php

精神科への入院と入院形態
https://seishinhoken.jp/columns/79e4a4279b6f34a5dd529db440b9d1bc70f3a3ec

「精神科病院における医療保護入院」を知る!!│人権センターニュースバックナンバーより
https://www.psy-jinken-osaka.org/archives/saishin/2870/

精神疾患は、その症状が、多種多様であり、患者毎に異なる事が多く、一括りに扱うのは難しいと言える。それがゆえに、一般の無関係な皆さんには、理解出来ない事が多くあったりする。
要介護の患者さんにも、いろいろな理由が存在している。
身体障害、精神疾患、病気、怪我、老化、・・・、それぞれにそれぞれの苦労や困難が付きまとう。本人はもちろん大変であり、生きる希望を持てないこともあったりする。故に自傷へと至るケースもあり、24時間の監視が必要な事も出てくるが、一般家庭では困難な事も多く、専門家のもとでの庇護という意味からも入院が必要になる。介護する側の疲労やストレスに関する問題も多く存在している。介護疲れから自殺するケースも少なくはないと聞くが、そうだろうなっとも思う。
介護の苦労は、それを体験してみないとわからない事が多いのは、事実だろう。それでも、苦労していることを、少しでも理解したうえで、批評なり、指摘なり、語ってもらいたいと常に思う。
映画「どうすればよかったか?」は、どちらかといえば映像としては内容は軽い方な事例だと言える。
介護医療の課題は、まだまだ多く、不十分なことも多いのが現実ではある。
しかし、充実させるには、多大なコストも掛かるし、人材も必要であり、なかなか難しいのが事実だったりする。
より、良い方向へと向かうには、何が必要なのか、多くの皆さんに、共に考えてもらえたら幸いであると思う。

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