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10月22日 アニメの日
10月22日は「アニメの日」。
日本動画協会が、日本国内の記念日の認定と登録を行っている一般社団法人日本記念日協会に、申請を行って登録されたものです。
日本のアニメ100周年となる2017年に制定したものです。
日本初のカラー長編アニメーション映画『白蛇伝』の公開日である1958年10月22日にちなんだもので、日本のアニメーションの魅力を世界に向けて発信する目的で制定されました。
さまざまな行事などを通して、アニメーションの普及に向けた活動が行われます。
日本のアニメーションは、映画から始まり、1963年に鉄腕アトムによりテレビアニメシリーズがスタートしました。1970年代に世界へ広がりはじめて、日本の作品とは知られる事なく、世界の子供たちに親しんでもらった作品がいくつも登場していました。
日本よりも、外国で大ヒットしたテレビアニメシリーズもあります。フランスのグレンダイザー、フィリピンのボルテスVは、その人気から影響を受けた子供たちが成長した後で、リメイク版の登場や、特撮実写版ドラマの登場などもありました。
インターネットの登場で無許可の字幕版が広がるといった現象などもあり、動画配信の登場により、これまでテレビのカートゥーン枠での放送にたえる作品のみが正式な海外の視聴は無かったものが、カートゥーン枠をこえた多様な日本のアニメーション作品が海外視聴可能になっていき、コロナ禍明けの今では、世界をターゲットにした大手配信企業が、日本のアニメーションを数多く配信する様になり、日本のアニメーション作品やアニソン、声優などにも高い注目が注がれる様になっています。
日本のアニメーションは、世界からも注目されるコンテンツとして、IPの価値を高めてきたのだと言えるでしょう。
最近、SNSサイトのアニメ業界関係者の投稿とかをみていて、それほど大きくない業界であっても、業界内のポジションや経験の差で随分異なる意見や業界への印象や不満、評価になるものなのだな〜っと感じました。
どの業界であったとしても、やはり、業界内で何を見て何を成してきたのかの違いは、業界への思いや感想、意見の違いになるのですね。なかなか、俯瞰して全体を客観的に見渡すのは難しいという事でもあるなかなっと感じます。
コンテンツビジネスの世界は、成果物である作品が価値を持ちます。著作権をはじめとした知的財産が重要なビジネス業界でもあります。そして、ビジネス面だけでなく、文化面への影響も持ちます。それは、教育への影響にも繋がります。つまり、社会への影響力を持つビジネスであると言うことです。
だからこそ、アニメの持つ可能性と魅力に、期待してしまうのです。
日本には、ものすごく多くのアニメ作品の蓄積があります。そのアーカイブは世界一だと言えるでしょう。そして、今も、数多くの作品が創られています。
それらの作品が、誰かと出会い、その出会った視聴者に、何かを与えてくれるだろう事を願ってやみません。その与えるものが、その人の人生にとってプラスとなる事を祈り、善き出会いが多くある事を望みます。