「システム・クラッシャー」を観て・・・

「システム・クラッシャー」を観て・・・

主演のヘレナ・ツェンゲル(バーナデット「ベニー」クラース役)の演技が凄くて、圧倒される感じになっていまう作品。
児童問題のひとつのかたちを取り上げたと言える作品だと言える。
やはり、家族の大切さは、ひとつの真理では無いだろうか、その為には善き夫婦の存在が不可欠でもあると言える。結婚の意義と価値は、社会を支える根底なのが、やはり、現実であり、そこが揺らぐことが多くの問題を生み出してきたとも感じさせられる。
子供は親を必要としている。
親子の絆が、子供を育むのだということだろう。
ただ、壊れてしまったものを治すのは大変な事であり難しい事であるが、必要な事でもある。
子供たちを、どう救っていくのか、それは、大人たちの課題であり、対処療法であったとしても必要な事ではある。

予告
https://youtu.be/fu3UTBNzl8k?si=JHntT4_kEGnl1ylb
トレイラー
https://youtu.be/NjvfqZLbyG8?si=lIB9JDP5rUkWdqaD
「システム・クラッシャー」とは、あまりに乱暴で、ケアホームや里親など行く先々で問題を起こし、施設を転々とする攻撃的な子どものことを指す隠語。
監督・脚本のノラ・フィングシャイトがホームレスのための避難所生活を描いたドキュメンタリー撮影時に「システム・クラッシャー」と呼ばれる子どもがいることを知ったことが本作のきっかけ。フィングシャイト監督は、教育支援学校や緊急収容センター、児童精神科病棟など関係者への取材を重ね、5年をかけたリサーチの上、脚本を執筆。映画化した。
受賞37部門
ベルリン国際映画祭2019 銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)&ベルリン・モルゲンポスト紙審査員賞/バーデン・バーデンテレビ映画祭2019 最優秀作品賞/バイエルン映画賞2020 最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞、音響賞/エムデン国際映画祭2019 最優秀作品賞/ヨーロッパ映画賞アカデミー賞2019 最優秀作曲賞/モロディスト・キエフ国際映画祭2019 審査員賞/サンパウロ国際映画祭2019 最優秀映画賞/台北映画祭2019 最優秀作品賞、台湾映画批評家協会賞/シュヴェリーン・アート オブ フィルム・フェスティバル2019 最優秀音響音楽賞/サンパウロ国際映画祭2019 最優秀映画賞/トランシルバニア国際映画祭2019 観客賞/チューリッヒ映画祭2019 最優秀映画賞/レザルクヨーロッパ映画祭2019 最優秀長編映画賞、若手審査員賞特別賞/ギュンター・ロールバッハ映画賞2019 最優秀映画賞、主演男優賞、編集賞/ヴコヴァル映画祭2019 最優秀映画賞/トランスアトランティク映画祭2019「ニューシネマ」賞/サンティアゴ国際映画祭2019 主演女優賞/ノーザン映画祭2019 最優秀映画賞/オスロピクス映画祭2019 最優秀国際映画賞/ドイツ映画賞2020 最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞、音響賞/パームスプリングス国際映画祭2020 最優秀女優賞/ロミー・ガラ、オーストリア国際映画祭2020最優秀監督賞/ドイツ新人賞2020 新人監督賞、新人俳優特別賞 /カミーユ賞2021 最優秀作曲家賞。

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