世界名作劇場と呼ばれたアニメ作品枠について
世界名作劇場と呼ばれたアニメ作品枠について
フジテレビ日曜夜19時30分からの放送枠は、名作アニメ枠として、知られていました。
この放送枠の最初は虫プロダクション制作の手塚治虫原作の「どろろ」であったわけですが、タイトルは、「どろろと百鬼丸」に変わったりしてました。
2作目が、企画製作瑞鷹エンタープライズ.アニメーション制作第1話 - 第26話まで東京ムービー(Aプロダクション).キャラクターデザイン大塚康生、原作トーベ・ヤンソンのムーミン、第27話以降最終回までは虫プロダクション制作でした。https://www.moomin.co.jp/
その後、虫プロダクション制作のミュージカルテレビアニメのアンデルセン物語、そして、ズイヨー映像(瑞鷹エンタープライズ)による三作品が放送され、フランダースの犬からは、日本アニメーション制作となっている。
アルプスの少女ハイジは、
原作:ヨハンナ・シュピリ『アルプスの少女ハイジ』
総監督:高橋茂人(統括プロデューサー)、高畑勲(総合演出)
監督:中島順三(担当プロデューサー)、井岡雅宏(美術監督)、黒木敬七(撮影監督)、浦上靖夫(録音監督)
シリーズ構成:松木功
キャラクターデザイン:小田部羊一、宮崎駿(画面構成)
音楽:渡辺岳夫
と、日本のアニメ業界でレジェンドと呼ばれた人たちがスタッフに集結していたこと、アニメ作品として、現地ロケハンを行ったこと、裏番組の宇宙戦艦ヤマトを本数縮小へ追いやったこと、など、アニメ史に残る作品として知られている。
日本アニメーションが、2025年6月に、創設50周年を迎えるにあたり、世界名作劇場の作品たちも、みなおされると良いなっと思っています。
「カルピスまんが劇場」
第1作1969年「どろろと百鬼丸」
第2作1969年「ムーミン」
第3作1971年「アンデルセン物語」
第4作1972年「ムーミン(新)」
第5作1973年「山ねずみロッキーチャック」
第6作1974年「アルプスの少女ハイジ」
日本アニメーション制作作品
https://www.nippon-animation.co.jp/work/meisaku/
世界名作劇場
https://meisakugekijo.com/
「カルピスこども劇場」
1975年「フランダースの犬」
1976年「母をたずねて三千里」
1977年「 あらいぐまラスカル」
「カルピスファミリー劇場」
1978年「ペリーヌ物語」
「世界名作劇場」
1979年「赤毛のアン」
1980年「トム・ソーヤーの冒険」
1981年「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」
1982年「南の虹のルーシー」
1983年「アルプス物語 わたしのアンネット」
1984年「牧場の少女カトリ」
「ハウス食品世界名作劇場」
1985年「小公女セーラ」
1986年「愛少女ポリアンナ物語」
1987年「愛の若草物語」
1988年「 小公子セディ」
1989年「 ピーターパンの冒険」
1990年「私のあしながおじさん」
1991年「トラップ一家物語」
1992年「大草原の小さな天使 ブッシュベイビー」
1993年「 若草物語 ナンとジョー先生」
1994年「七つの海のティコ」
「世界名作劇場」
1995年「 ロミオの青い空」
1996年「名犬ラッシー」
1997年「 家なき子レミ」
1997年フジテレビ日曜夜の放送枠から世界名作劇場が終了、その後、中華一番!が放送されるも1998年に終了し、アニメが消える事になってバラエティ番組枠に変わってしまった。
世界名作劇場の作品も中断して、衛星放送枠での復活を待つことになってしまったのは、時代の流れであったのでしょうね。
テレビ放送のゴールデンタイムからアニメが消えて、深夜アニメが増えていった時代でもありました。
「ハウス食品世界名作劇場(BSフジ)」
2007年「レ・ミゼラブル 少女コゼット」
2008年「ポルフィの長い旅」
「世界名作劇場(BSフジ)」
2009年「 こんにちは アン〜Before Green Gables」
衛星放送枠で、世界名作劇場が復活したものの三作品で終了となりました。
また、世界名作劇場が、復活する事があると良いなっと思ったりもしています。
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