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3DCG劇場アニメ「がんばっていきまっしょい」
3DCG劇場アニメ「がんばっていきまっしょい」
アニメファンとしては、見逃せない劇場作品「がんばっていきまっしょい」観ました。
制作は、
設立2017年9月5日のスタジオ萌(URL https://www.moe.studio/ )、
設立2020年6月のレイルズ(URL https://www.reirs.co.jp/ )という
新鋭CGスタジオ、プレスコのフル3DCGセルルックの作品を新鋭スタジオがどう仕上げているのか注目してました。スタジオ萌は、フラアニの株式会社マジルミエの制作も担当していますね。櫻木優平監督は、花とアリス殺人事件(2015)でCGディレクター、あした世界が終るとしても(2019 )で監督と、期待の若手CGアニメ監督であり、今後の活躍にも期待しています。
フル3DCGセルルックアニメも、安定してきたなっと感じました。プレスコ、モーションキャプチャーから、キャラ動作を調整しての動きは、良かったと思いました。
また、今回は、絵コンテではなく、Vコンテを作ってのスタートだった様ですが、最近は監督がVコンテ作って進めるケースが増えているのかなっとも感じます。
劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』櫻木優平監督インタビュー No.1:ワークフロー編
https://cgworld.jp/article/202410-ganbatte-1.html
劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』櫻木優平監督インタビュー No.2:ツール開発編
https://cgworld.jp/article/202410-ganbatte-2.html
CGワールドの監督インタビュー読むと、CG畑からの監督の良さが作品に反映されている事がわかります。日本のフルCGアニメ作品は、今後も多くなっていくだろうと思いますが、ワークフロー改善やツールの充実、データの蓄積が進む事で、より優れた作品が出てきてくれる事だろうなっと思いました。櫻木優平監督の次回作品にも期待したいところです。
本作は、原作小説が、実写映画、実写ドラマとして既に映像化されており、アニメ化ははじめてという作品でした。実写版観てないし、原作小説も読んでなかったものの学園青春ストーリーとして楽しめる作品に仕上がっていました。主人公である少女の成長物語でもあり、部活を通しての友情物語でもある鉄板な学園ものという感じで観てました。
エンドロールで流れる曲も良い感じだったです。
お勧め出来る作品だったですね。