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ラグビーコーチに聞く Part2

~子どもも大人も成長し、楽しみを通じて人生も学ぶ~

 小田原ラグビースクールは未就学時から小学校6年生までのカテゴリーで成り立っています。小学生のカテゴリーは学年別になっていて、それぞれのカテゴリーに日本ラグビーフットボール協会のコーチ資格を持つコーチが受け持ち、指導に当たっています。
 前回に引き続き、各カテゴリーのヘッドコーチを紹介します。今回は、小学校4年生担当のヘッドコーチである吉田洋久氏(以下「吉田さん」)と小学校3年生担当の大平(おおだいら)章人氏(以下「大平さん」)のお二方を紹介します。

4年生担当の吉田洋久ヘッドコーチ
3年生担当の大平章人ヘッドコーチ


ラグビーとの出会いからコーチになるまで


このお2人は実の兄弟で、ともにラグビー経験者、かつ教員免許を持ち長く教鞭をとった経験も併せ持っています。兄である大平さんが高校時代に始めたラグビーの試合を見た吉田さんもラグビーに興味を持ち、その影響でラグビーをはじめたそう。またお2人とも、お子さんが小田原ラグビースクールに入校した事をきっかけに同スクールのコーチとなり、以降お子さんのいるカテゴリーのコーチを続けています。
「もともとはコーチとしてスクールに携わることは考えておりませんでした。しかし、息子が取り組む姿やスクール内の雰囲気を肌で感じ、協力できることを少しでもやりたいと思いました。(吉田さん)」
 「弟とは今までいつも違うチームでした。大学ではライバル校同士、対戦もしました。コーチとして、やっと同じチームになれて嬉しく思っています。(大平さん)」

スクール生への思い


お2人に、スクールへの思いやスクール生への期待について聞いてみたところ、2人とも静かに、しかし熱のこもったコメントをくれたことが印象的でした。
吉田さん「小田原ラグビースクールに入校してから様々な経験をさせていただいています。ここでの出会いは子どもだけでなく私にとっても財産となっております。今後も子どもはもちろん、大人もラグビーを通じて人生を豊かにできる場であってほしいですね。『ラグビーは少年をいち早く大人にし、大人に永遠に少年の魂を抱かせる。』ジャン・ピエール・リーブ氏※の言葉です。ラグビーを通じて様々な経験をしてほしいです。嬉しい、悲しい、つらい、くやしい。。。全ては経験です。それらをプラスの経験にして心も体も大きく成長してくれることを期待しています。」
大平さん「小田原ラグビースクールが、子どもも保護者も地域の人にとっても、みんなの居場所になればいいなと思っています。その中で子どもたちにはラグビーを思いっきり楽しんでほしいですし、私たちもより楽しくラグビーができる環境とすることを心がけています。そして欲を言えば、学校や塾では学べない、これから『生きていく上で必要なこと』をラグビーを通して身につけてくれたらいいなと思います。」

吉田コーチは話すとき、必ず子どもたちがまぶしくならないよう立ち位置を考えているそうです
大平コーチはいつも子どもの背に目線を合わせています

次回の記事でも他のヘッドコーチの話を紹介します。

※ジャン・ピエール・リーブ:元フランス代表のラグビー選手(現在は芸術家)

(神静民報 11月13日発行「切磋琢磨」より)

※体験、見学随時募集中!
【練習日】毎週日曜AM
【練習場所】ミクニ小田原事業所グラウンド、小田原城山陸上競技場ほか
【対象】幼児(満3歳)〜小学生
問)odawararugby@gmail.com

🌟インスタも見てね!

小田原ラグビースクール

https://www.instagram.com/odawara_rugby_school/




※この記事は、神奈川県西部地域2市8町の身近でホットなニュースをお届けしている「神静民報」に掲載された「切磋琢磨」の記事をもとに再構成しています。



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