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【コーチングと私①】出産して初めて知る、マイペースでいられないストレス

こんにちは、働くお母さんのためのライフコーチ//ひろです!

これから何回かにわけて、私がコーチングを始めたきっかけや私の経験についてお話ししたいと思います。



出産前の私:常に100%の自分

出産前の私は、「気になることは何でもやりたい!即行動!」というタイプ。仕事もプライベートも、常に100%を求めていました。

そして他の人に対しては特に気になりませんでしたが、「一度決めたことはやるべき」「自分が決めた予定変更は許さない!」と自分に対して異様なほどに厳しい人間でした。自分でもびっくりするほど柔軟性0ですね・・・

今振り返ると、自己管理、~べき思考が強すぎて、自分の首をギュウギュウに絞めていますが、その当時はそんな自分の思考の癖にも気が付かず、この考え方が当たり前。

自分で計画しその通りに進める、すべての事に全力投球で頑張る!をモットーに毎日駆け抜けていた気がします。

そして子どもを出産しても、自分なら今と同じようなライフスタイルを送れるはずと謎の自信に満ち溢れていました。

育児との葛藤

一人目の育児を経験する中で、育児や育休を楽しむ一方、予定外の出来事に直面することが多く、知らず知らずストレスが溜まっていました。

外出時は常に本や勉強道具を持ち歩き、お散歩中に子どもが寝てくれた時にカフェで読書や英語学習をすることが唯一の息抜きでしたが、夜になっても寝てくれない、急に熱が出るなど、予定通りにいかないことの連続にどうしようもないを辛さを感じることも。

ネットで「子育てだけしているのに文句を言うな」という意見を見て、「いつだって子どもを優先しないとダメなんだ」「お母さんって自分の息抜きの時間すら犠牲にするの?」とネットで見た記事で気持ちが揺さぶられまくりの時期でした。

目の前の辛い気持ちから逃げているだけかもしれませんが、「大人と話したい」「子どもは可愛いけれど、今すぐにでも仕事に戻りたい…」これが当時の正直な気持ちでしたね。

漠然としたキャリアへの不安

また、同じ部署にワーママがいなかったため、育児と仕事の両立が全くイメージできず育児をしながらのキャリアについても漠然とした不安を抱えていました。

復帰後の最初の一年は記憶がほとんどありません。育児も仕事も手一杯で、目の前のことをこなしているのに達成感が感じられず、頑張った先の出口が見えない真っ暗な状態。

「子どもが小さいうちは仕方ない」と自分に言い聞かせながら毎日を乗り切る一方で、残業もできず、飲み会にも参加できない。「なんでお母さんになると、こんなに色々なことを諦めなきゃいけないの?」と常に感じていました。

もちろん家族は大事で大好きですし、家族は私の核にあるところなので「何かあったら最優先」という事は決めていましたが、どうして自分の気持ちややりたい事を全部我慢するんだろう・・とういう不満で一杯の時期でしたね・・。

自分と向き合う時期がやってきた?

イライラを子どもにぶつけたり外には出しませんでしたが、平日の夜は特に自分の内側にどす黒いものが渦巻いていて、「子どもに良い影響を与えていないな」と不安になることもありました。

その時期から「私の大事な価値観って何だろう」「私にとっての良い人生って何だろう」と、自分自身について考える時間が増えていきましたが答えもでないまま、2人目の妊娠がわかり、再び産休・育休へと進むことになりました。

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