『北九州市議海外視察旅行第2弾』 『村上幸一市議証人尋問』
『現実を理解して真実が分かれば、
初めて理想の市政改革が、
議論の俎上<そじょう>に載<の>せられる』
令和3年(2021年)10月6日14時30分 『村上幸一市議』が福岡地方裁判所に証人尋問<しょうにんじんもん>として喚問<かんもん>された。
裁判官の前で弁護士の論理的な尋問に『村上幸一市議』は虚偽を押し通せるだろうか。事実を吐露<とろ>するのではないかと期待していた。何故なら本来、小物で気の小さい性格で普段は議員と言う鎧<よろい>を被<かぶ>って虚勢<きょせい>を張っている臆病者だ。それ故に、事実をぶち撒<ま>けるのではないかと思ったが、多少無理があった。
裁判で質疑応答中に弁護士が冷静さを失って怒りで論理的思考で尋問ができなければ、狡猾(こうかつ)な被告側弁護士にとっては取組み易い裁判になるのでないか。村上幸一市議は想定内質問について何度も練習を重ねてきた事は間違いない。容易に解答できる様に準備をしてきた事は想定範囲であるが、何か決定的な予想外の質問に本音が現れれば真実が見えてくるのだが。5人の原告側弁護士が代わる代わる村上幸一市議に尋問して行った。村上幸一市議は冷静に厳しい尋問をこなしていった。
問題の昼間の飲酒については公務中であるが市議の自己負担で飲んだ故、何ら非難されるべきものではないと。
その事実を証明できる領収書で確認したのだろうか?領収書など初めから存在してないはずだ。
村上幸一市議は飲酒について『私はグラスに口をつける程度だったが、他の市議は昼食後の視察先で意見の交換の場がなかった為に少し飲んだと思う』と説明した。そのことはその日は公務はなかったことになるのではないか?又午後から観光旅行に切り替えたと考えられるのではないか?
井上秀作元議長が『観光も公務の一部である』と断言したことによるのか。
最後に村上幸一市議に決定的な尋問がなされた。
『スペインで買春に行きましたか?』
村上幸一市議は即座に答えた。
『行っていません』と嘘の事実を証言した。
裁判長の口ぶりでは明らかに証拠が提示されていないからか、無視され何もなかった様に、良く理解できないが、川の流れに逆らわずに審議は進んでいった。
無事村上幸一市議は被告弁護士の考える通りに予定通り順調に尋問を終えた。
私は心の中で呟いた『この裁判は負けた』
後書き
昼間からの飲食・買物・観光三昧に明け暮れたスペイン・フィンランド市議視察旅行。その後『怪文書』『週刊新潮』でスペインでの買春疑惑が暴露された。さらに記者会見では『未成年者買春まで指摘された。今年に入って市議会内外で噂が飛び交っていた。
『何故、フジテレビのディレクターが時間通り同行取材できたのか?』
『何故、北九市議会議長選挙で奇妙な動きがあったのか?』
『何故、自民党の分裂は起こったのか?』
選挙前で市議の気の緩みか、傲慢さか分からないが、どす黒い噂が広がっていった。ほとんどの有権者は飲食買物三昧以外事実を知る事はなかったばかりか選挙の焦点にもならなかった様に、現実は北九州市民は積極的に知ろうともしなかった。
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