『竜馬の如く夢は世界を駆けめぐる』 第九章 『大学付属のELIについて』
米国大学付属のELI(英語語学学校)について
大学に付属しているELIの留学生は大きく2つのタイプに分けられる。 1)基本から英語を学びたい留学生が学んでいる。 英語を話せる能力を身につけたい留学生が学んでいる。 2)大学に入学したい留学生が学んでいる。 カリキュラムの目的 1) 英語の基礎能力をつけるための授業 2) TOEFL(大学進学)の受験の準備をする為の授業 3) 米国文化を学ぶ為の授業 4) 大学、大学院に入学する為の授業 留学生は全員同じ内容の授業を受ける事になりますが、在学中にTOEFLやSATのテストを無料で受ける事ができます。大学に進学する留学生はTOEFLの点数で大学を選択するかTOEFLの点数を上げる為に勉強する事になりますクラス分けプログラム 1) 基礎クラス 2) 中級クラス 3) 上級クラス(大学進学クラス) 大学付属のELIで学ぶ事ができる授業内容 1) 英文法 2) 英文読解 3) 英作文 4) 英語語彙(英単語) 5) 英会話(聞くこと、話すこと)を学ぶ事ができる。 留学生は毎日宿題(homework/assignment)が与えられる。宿題をせずに来る生徒はいなかったと思います。予習復習、特に復習をすることは当然求められる。講座の終了に合わせて、達成テストを受ける事になります。それに合格すると次のクラスへと進級できるシステムになっています。大学に進学する留学生はTOEFLを受験する事は必修です。そのテストの結果で大学を選択するか事になります。 TOEFL(英: Test of English as a Foreign Language ) トーフルは、アメリカ合衆国のNPOである教育試験サービス (Educational Testing Service; ETS)が主催している外国語としての英語のテストであるその名称の通り非英語圏の出身者のみを対象としており英語圏の高等教育機関が入学希望者の外国語としての英語力を判定する際に用いる。 SAT(Subject Tests)と呼ばれている科目別テストがある。英語・歴史・社会学、数学、自然科学の5分野の米国学生のための試験です。留学生も受験は可能です。日本人は数学の問題は容易に満点を取る事ができる。但し数学の文章問題の中で英語の単語の意味が理解できないと解答するのは難しい
米国大学へ入学したい留学生について
米国大学付属のELI(英語語学学校)は全ての外国人に年齢・学歴を問わず入学許可を与えます。 米国大学入学資格がある留学生は次の留学生です。 1)全て海外の高校を卒業している留学生 2)年齢は問わず海外に住む一般の人々 米国の大学は原則、大学付属のELIの留学生には入学試験なしに入学許可を与えます。米国大学に入学を希望する留学生は母国の高校を卒業した証明書と成績表を提出する必要があります。但し、高校時代の成績は入学には関係ありません。一つ注意する点は授業は米国人学生と一緒に英語で行われますので、英語力に不安のある人は大学に入学できても途中で退学する事になります。そこで、大学入学を希望する留学生は大学に付属したELIで英語の能力を身につける必要があります。 1)優秀な留学生は米国の総合大学のELIの夏期講座を2ヶ月勉強して大学及び大学院に入学する事になります。 2)普通の留学生でも最低6ヶ月から1年間、米国総合大学のELIで勉強して大学に入学する事になります。 3)英語が全然話せない、理解できない留学生でも2年間、総合大学のELIで勉強して大学に入学する事になります。 4)ELIで2年間以上勉強して、その英語学校の責任者から大学への入学を許可されなかった場合、潔く諦めて別の人生を考えるべきです。米国の大学を卒業するだけが人生ではありません。 5)TOEFLのテストが450点以上の成績を持つ留学生は州立コミュニティ大学(Community College)通常2年制に入学できます。その大学を卒業すると無試験で州立総合大学4年制の3年生に編入を許可されます。
大学付属のELIを卒業した留学生はELIの校長の推薦で、その総合大学に入学を許可されます。大学付属のELIを卒業した留学生で別の州立総合大学に入学を希望する場合はTOEFLの点数次第で大学を選択する事になります。超難関な州立及び私立総合大学や大学院に入学を希望する留学生の必要条件はTOEFLの点数が550点から600点取る必要があります。他に面接及び論文を提出して入学許可を待つ事になります。TOEFLの点数が500点以上の留学生は州立総合大学に願書を出して入学許可をもらう事になります。 ほとんどの州立総合大学で入学は許可されます。
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