市議海外視察費用返還請求訴訟報告
福岡地方裁判所本訴訟についての経過
2019年5月8日 福岡地方裁判所に住民訴訟を起こしました。
1)2020年度は11月は1回・12月は1回裁判期日が開かれました。 (新型コロナ感染拡大を受けて福岡市の裁判所への出頭ではなく、北九州市の法律事務所からの電話にて出席でした。)
2)市民オンブズマン北九州及び市民代表・弁護団の主張は市議海外視察公費は違法に支出されている。
(1)フジテレビで放映された通り(2018年10月5日金曜プレミアム『実録!金の事件簿』)、昼夜の食事において飲酒をしている事(2)ほとんどの日程で高額な費用で専用車(大型バス)を使用している事
そこで、これまでの裁判で(1)と(2)の費用の詳細や内訳について、裁判所を介して委託先のJTB旅行業者に対して、その根拠となる領収書等の資料を基に報告するように申し立てています。(調査嘱託申立手続)
(3)同手続に基づき、旅行業者から回答書が提出されました(1)食事代を除く飲み物代の明細が明らかになるました。(2)バス代については包括地上費(その他の費用をまとめて現地業者に全て任せることのようです)そのために明細がありません。
(4)これを受けて、われわれは、(1)1〜2時間にわたり食事をし高額(最高で1食3万円以上)な飲食代を支出するなど、その実態は観光旅行で宴会であったこと(2)実際はより低額な費用で移動が可能であり、交通費はそうした実費で精算すべきだったこと等を主張しています。
2021年1月31日北九州市会議員選挙日
(5)次回福岡地方裁判所期日は2021年度2月17日午後3時からです。 (以後電話出席のため一般傍聴はできません)
原告被告双方の主張がほぼ出揃ってきた段階であることから、視察に参加した議員等やJTB旅行業者・添乗員等の担当者を法廷で尋問する手続の実施を裁判所に求める予定です。
視察に参加した議員:自由民主党議員『村上幸一市議』『田中元市議』『佐々木健五元議員』『奥村祥子元議員』公明党議員『渡辺徹市議』『木畑広宣市議』ハートフル北九州市議会議員『浜口恒博市議』『森本由美市議』
市議海外視察費用返還請求訴訟について
本訴訟は、北九州市議(当時)8名と同行職員2名の計10名が2018年6月24日から同年7月1日の8日間、海外視察との名目でスペイン・マドリード・バルセロナ市及びフィンランドに滞在した際に北九州市が支出した約800まんえんの費用につき、北九州市長を被告とし、市議らにその返還を求める義務があるとして住民訴訟を提起しているものです。
その後『怪文書』事件『週刊新潮』4月1日発刊にて新たな買春行為まで暴露されました。