北九州市議海外視察旅行の闇 『福岡高等裁判所』 いしもと ひろふみ いしもと ひろふみ 『北九州市政を変える』 2025年1月8日 00:29 令和4年3月30日、福岡地方裁判所で『北九州市議海外視察公費返還請求訴訟』の判決が言い渡されました。結果は、残念ながら『すべて棄却』という全面敗訴の判決でした。 当初から多くの物的証拠が揃っている事件だと思っていたので、まさか2年もの長い時間がかかるとは思いませんでした。確かに、裁判に不慣れな人には異様に映ったかもしれませんが、私自身も初めての経験でした。判決の日、原告弁護団は誰一人として出席していませんでした。その理由が理解できませんでした。これに対し、被告側は弁護士と北九州市から派遣された3名の職員が真剣に判決を見守っており、まるで勝訴を信じているかのように、自信に満ちた様子で裁判官の言葉を聞いていました 傍聴席はほぼ満員でした。裁判官の『原告の請求を棄却する』という一言で閉廷となりました。その後、『不当判決だ』と騒ぐ傍聴人は一人もいませんでした。政治家への不信感は今に始まったことではありませんが、市議に対する信頼感は完全に失われました。むしろ、今回の判決がそれを助長するのではないかと懸念しています。さらに、多くの市民の関心も完全に失われていくことでしょう。その中で、市行政の職員が市民を無視し、沈黙を強いながら勝ち誇った笑顔と小さなガッツポーズを見せる姿が気になります。これからは、『何をしても』裁量の範囲内であると許されてしまうのではないかと感じ、非常に無念です。 判決では、『観光地見学については単なる観光と区別し難い面がある』としつつも、『市のテーマに沿い、視察はほぼ予定通りに行われ、実態が私的な観光と断じることはできない』と判断されました。公務中の飲酒については、『不適切な行為であることは当然だが、議員の自覚やモラルの問題で違法と認められない』とされました。市議にとって目的のない視察旅行などあり得ないはずです。スペインやフィンランドを選択した理由も、議員の視察テーマに沿ったものではなく、すべて旅行会社のJTBに丸投げされて決められたものですが。しかし、それにはお咎めなしでした。さすがに、優秀な旅行業者は観光旅行さえも意図に合わせて簡単に視察旅行に変身させることができるのです。まさにお見事と言うほかありません。JTBの巧妙な視察旅行プランには、長年の高額な委託手数料が反映されているのでしょう。市議海外視察旅行に同行した8名の市議全員を『観光旅行とは言えない』と原告弁護士を黙らせるシナリオが完成しており、その容赦のない一撃は非常に強力でした。裁判官かあらモラルのない市議に相応しくない人物 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #北九州市議選 #石本 #北九州市議海外視察旅行 #八幡西区候補者 #モラルのない人間はダメ