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NVIDIAは今後も成長を続けられるのか?

どうもこんにちは、AIが今後も継続的に成長していく予測がされて、半導体業界はウハウハの状況です。
その筆頭であるNVIDIAですが、時価総額が2.6兆ドル(約410兆円)を超えて、で世界2位の米Apple(アップル)の2.9兆ドルに近づいてきました。

今日はこの破竹の勢いのNVIDIAが今後も成長し続けられるのかを、主戦力であるGPUの動向から考察してみます。

最初に結論から言うと、NVIDIAはまだまだ成長を続けるでしょう。その理由を書いていきます。

まず、GPUとは画像処理半導体のことでAIなどの画像、動画処理の主役の半導体です。NVIDIAはこれをほぼ専売特許と言っていいほど占有しています。

このGPUでNVIDIAが稼ぎ続けられるのかという視点で解説します。

基本的に製造物というのは必ずコモディテー化します。新しいものを作っても、競合他社が同じものを作ってきて、世の中で一般的になってきて販売価格が下がって利益率が落ちるということです。

大体3年で半額になると言われています。テレビとかもそうです。思い出してほしいのですが、薄型液晶テレビって40インチくらいで最初50万円とかしたんですよ。今では数万円ですよね。

だったら、NVIDIAの稼ぎ頭であるGPUだって同じことが起きて、利益がどんどん落ち込みそれに従って株価も落ち込んで凋落するんじゃないの?って思いますよね。

ですが、GPUについてはこれが起きないはずです。なぜならコモディティ化していく前提は、誰でもその製品が作れることです。今のGPUだって他の半導体メーカーがすぐ作れるようになるんじゃないのか?と思いますが、作れません。なぜなら、GPUに求められる性能が今後も上がり続けるからです。視点はAIです。AIは今後もどんどん進化していきます。やりたいことは現実と同じ世界を作ること。それに必要なアプリケーションも複雑化して求められる性能がどんどん上がっていきます。現在のGPUの性能で誰かほかの人が作れても、すぐに求められる性能を満たせなくなります。この、求められる性能がどんどん上がっていく分野では先行者が圧倒的に有利なのです。例えばCPUが分かりやすいです。PCで求められる性能が上がり続けているのでマイコンメーカーはインテルなどが相変わらず覇者です。コモディティ化しません。GPUも同じ、というわけです。

ということで、AIの真価の天井が無い今、それに必要な製品であるGPUの覇者であるNVIDIAも成長を続けることでしょう、ということが結論になります。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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