AI時代の勝者を見極める!『ツルハシとシャベル』戦略で見つけた次なる投資先とは?
AIは凄まじいスピードで我々の生活を変えつつあります。
今後も大きなトレンドは続き、引き続き投資資金がAI関連に流れ込むでしょう。
ですが投資家としてはどこに投資したらいいのでしょうね?
NVIDIA?TSMC?GOOGLE?などと検索すれば出てきますが、もう大分割高です。今から投資しても恩恵は受けられるでしょうが、あまりに多くに知れ渡っているため、それほど投資効果は見込めないでしょう。
こう言った時、視点をずらすことが必要です。
ツルハシとシャベル戦略です。
ツルハシとシャベルというのは、投資の天才ピーター・リンチって人が提唱している戦略。
その昔アメリカで金の鉱山が見つかった時に一攫千金を求めて全米から男が集まったって話ありますよね。
その時一番儲けたのは、金を掘り当てた男たちではなく、鉱山の近くでツルハシとシャベルを売っていた会社だった、という話から来ています。
つまり、目に見えるブームを支えている技術や商品は何か?ということです。
これはAIに限らず投資をする時に非常に重要な視点です。
では、AI関連銘柄としては一体何がツルハシとシャベルなのか?
答えは、、、
「希ガス」
希ガスとは希ガスは、その安定性や物理的特性から、半導体製造で必要な役割を果たしています。
1.リソグラフィー(露光装置)
クリプトン(Kr)やフッ化キセノン(XeF)をたエキシマレーザーが、回路を細かく描くリソグラフィ工程で使われます。
最新技術のEUVリソグラフィ(とんでも紫外線)でも希ガスが重要です。
2.プラズマ工学
希ガス(特にアルゴン)は、プラズマを生成するために使用されます。このプラズマは、シリコンウェハー表面のエッチング(削る工程)や薄膜の形成に必要です。
3.雰囲気制御
半導体製造では、高純度かつ安定した環境が必要です。 希ガスは、製造過程で不活性な雰囲気を作り、他の物質との不要な化学反応を止めます。
4.冷却用途
ヘリウムは、その極低温特性から、製造装置や超伝導行われる冷却材として使用されます。
つまり、希ガスは、半導体製造に関して以下のような役割を担う「縁の下の力持ち」です:
微細加工の実現(リソグラフィー)
高精度の加工環境の提供(プラズマ、雰囲気制御)
装置の冷却
半導体業界の発展に伴い、希ガスの需要は今後も増加が見込まれるため、関連産業の投資先としても注目されています。
半導体製造において、高純度のガス供給は限りなく重要であり、米国にはこの分野で活躍する企業が複数存在します。以下、投資先として注目される米国企業をいくつか紹介します。
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