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マイクロソフトの最近のニュースを初心者向けに解説

マイクロソフトは、現在の市場価値が約3.1兆ドルもある、非常に大きな会社です。最近、AI(人工知能)とクラウドサービスでの活躍が特に注目されています。でも、これほど期待されている会社にとって、どれくらいの業績が「十分」と言えるのでしょうね・・・?

5年間の株価推移



マイクロソフトの業績

  • インテリジェントクラウド部門(Azureクラウドサービスを含む)は、前年同期比19%増の285億ドルの収益を上げました。Azure単体の売上は29%増でしたが、市場予想の30%~31%には少し届きませんでした。

  • More Personal Computing部門は14%の成長を見せました。この成長には、Activisionの買収でXboxの売上が61%増えたことが一因です。ただ、デバイス収益は11%減少しました。

  • Officeスイートは12%の成長、LinkedInは10%の収益増加でした。

マイクロソフトの全体の収益は2,450億ドルなんですが、その約3分の2はサービスからの収益です。過去3年間の平均成長率は年11%以上。

AIとデータセンターへの投資

マイクロソフトは今年の第1四半期に139億ドルを設備投資に充てました。これは前年から55%増加しており、主にデータセンターとAIハードウェアへの投資です。CEOのサティア・ナデラ氏は、「私たちは大規模なプラットフォームでお客様の重要なニーズを満たしながら、AI時代をリードしていく」と述べています。今後もさらに多くの投資が期待されています。

市場の反応

最近、ハイテク株全般が低迷しており、マイクロソフトもその影響を受けています。決算発表後の取引で、マイクロソフトの株価は約5%下落しました。

今後の注目点

投資家はAIに関する具体的な成果を求めており、マイクロソフトがOpenAIと提携して製品に技術を組み込む取り組みに注目しています。この取り組みがどのように進展し、利益をもたらすのかについて、CEOのサティア・ナデラ氏からの情報が期待されています。

また、最近のCrowdStrikeの問題に対するマイクロソフトの対応にも注目です。Windowsデバイスが攻撃を受けたことで、マイクロソフトがどのように対処するかが注目されています。

私はハイテク株に注目する時、MSFTkよりも良いか?という視点で見ます。それくらいこの銘柄は強く、長期の成長を見せてきました。
これからも、マイクロソフトがどのようにAIとクラウドサービスを進化させ、業績を上げていくかを見守っていきたいと思います。

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