最近学んだこと(聞く力から聴く力へ)
「え?!、そんなこと考えたことがなかった」
あなたは人から聞き上手だねと言われたことはあるだろうか。
若いころには時々言われることがあったのだが、最近は
なくなってしまっていた。
聞くことはできるのだが、相手からの相談や会話にもついつい
答えを出してしまっている。
そして
「自分の中で出した答えを、相手に早く伝えたい」
「相手にうまく納得してもらえるように伝えたい」
もう、相手の話は聞いてない。意味が分かりますか?
自分が相手に話すことを考えだしているからだ。
本当に相手の話を聞くと言うことは、相手の言いたいことをなにも考えずに、最後まで聞いてあげること。
答えを求められない限り、こちらから話す必要はないのだ。
聞くから聴くへ、難しいけどできるようになるだろうか。
相手の話を最後まで、自分の考えを一切入れずに聴いて上げられるように
なった時、はじめて本当に人の話を理解できるのだと、最近学んだ。
解説
※「聞く」一般的に噂を聞く、聞くに堪えない話、忠告を聞くなど
※「聴く」限定的、身を入れてきく、事情を聴く、国民の声を聴く
※読み返してみて、少し文末の語尾を「です。ます。」調子からかえてみました。