相場の天井・大底と経済指標の関係について③【じっちゃまから学ぶ】なぜ「休むも相場」なのか
じっちゃま2020/03/06 のライブ
売買高を伴いながらマーケットは下がるの後で、ようやくGDPの数字とか失業率の数字とかそういう指標も悪化し始める。
そうすると投資家は株なんかダメだなーと、もう株式市場を去り始める。
そういうことになって初めて出来高が細り始めると思う。それは別の言葉で言うと「相場が枯れた状態」と言うことですよね。そういう状態がしばらく続かないと相場というのは出直らないと言う事ですね。
これが40を目指す動きにならないと相場は底入れしない。そういう展開では気絶寸前に。自分の人生が、走馬灯のように眼前に再生され、き〇たまが「すぅー」とする。それまで買ってはダメ。
株式市場の調整には、大きく分けて「値幅(ねはば)」と「日柄(ひがら)」と言う概念があります。
値幅と言うのは、株価が下がったその下げ幅のこと。
日柄と言うのは、マーケットが下がってからどのくらい時間が経過したか、経過時間のことを日柄と言うふうにいます。
そして調整と言うのは、値幅だけがざっくり下がったと言う事は、まぁ次の上昇に向けていいことと言えばいい、それだけでは必要十分を満たしていない。
それと同時に休むと言うことが非常に重要なんですよ。
つまり日柄と言うものが非常に重要なんですね。
皆さんはサンポ農業っていう言葉聞いたことあるかもしれないんですけども、それは農地を3つに分けてそれで、おもに秋に種をまく。小麦とかライ麦の栽培する農地。
それから次にともに春に種をまく大麦とか大豆とかね、そういうのを栽培する土地、そして3番目の区画として、何も触れずにただ放置しておく。
土地、農地。そういうのサイクルにしてじゅんじゅんぶりに循環することによって高い作柄を維持すると言うという農業の方法がある。
それからもわかるように土地と言うのは農地と言うのはしばらく休ませないとダメ。
相場も似ているている、四六時中トレードしてると言う態度と言うのはよくなく、休まなきゃいけないときにはやっぱ休んだほうがいい。
そういう局面もあるんだと言うことを頭に入れておいてください。
とりわけマーケットとのからみで言うと、直近の最も人気化してたセクター、それが相場の質が変化してベアマーケットに入っていた局面では1番長く、調整が長引くケースもあります。
例えば、ドットコムブームの時、ハイテク株がいじられて
その後でベアマーケットが来た時は1番ハイテクの出直りが遅かった。
その例のごとくあまりやりすぎるとしすぎる(遊び過ぎると)とリカバリーも1番遅くなると言う側面があります。気をつけておいたほうがいいんじゃないかと思う。
機関投資家と言うのは、フルインベストメントのバイアスがかかってると思います。
つまり、最終受益者から運用すべきお金を預けられてるんで、何もしなかったら、何もしないことに対して、給料払わないと言うふうに言われるし、常に投資してないといけないかなぁと言う強迫観念に駆られる。
個人投資家の場合は、そういうことないんで、環境悪いなぁと思ったら休めばいいわけですよ。
つづく
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