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相場の天井・大底と経済指標の関係について② 【じっちゃまから学ぶ】「強気の罠」に気を付けろ

じっちゃま2020/03/06 のライブ

なんで株価指数より、騰落線ほうが重要かというと

例えば、ダウ工業株の場合、30銘柄。あるいはS&P 500指数だと500銘柄だけなので、マーケット全体の強さは示していない。

それを示しているのは上場銘柄数から下落銘柄数を引いたその差は1番の幅広い動きを象徴していると言うふうに主張するテクニックアナリストがいる。
マーケットが今みたいにぐぐぐぐーっと下がりはじめている局面ではブルトラップと呼ばれる現象が起こります。

日本語では「強気の罠」と言うふうに翻訳されてることが多い。

それは何かと言うとマーケティングが下がっている状況で突然盛り返す。例えば、数日前にも5%高い日があった。投資家は良かった、もう大丈夫だと言うふうにブル局面から見て飛びつく。


ところがそのあとでまた間欠的なね、時々ぱーぱーっと強い局面。

そのたびごとに投資家がしゃぶりつく、飛びついてはやられ、飛びついてをやられそう言うようなことを繰り返しながら、ベアマーケットと言うのは進行していくと言う事ですね。


株価が明らかに調整局面に入っただいぶ後で、経済指標に変化が見え始めます

まだその時期にはきていない。

具体的には製造業購買者指数、ISMが悪いと、少しずつ進行しているかもしれない。

日経新聞 12月の米非製造業景況感 2022年1月7日 1:50

その他のポイントで注目すべきことは、例えるば、設備稼働率が明らかに下落してきます。

「製造業購買者指数」指数が、50を下回ると景気後退、50を上回ると景気拡大を示す。

高利回債、例えば、アメリカに上場されてい高利回り債、アメリカに上場しているHYGというETFがある。そのパフォーマンスが劣後してくる。

まぁでも、いずれにせよ、そういったデータポイントで景気の悪化が確認できるのは、株式市場が下がった随分あとだと思う。
「HYG」(iシェアーズiBoxxハイイールド社債ETF)

別の言い方をすれば、「株価の下落が1番、初期警戒シグナルとして早いんじゃないですか」と主張する人もいる。
ここ1週間、10日間位、NY市場は連日の大商いなんだけども、こう言うふうにぐあんぐあんに出来高ができている局面では、なかなか側底入れしないですよね。

高水準の売買高を伴いながら、マーケットはずるずると下がる。

その後でようやく、GDPの数字とか失業率の数字など遅効する指数が悪化する。

そうすると投資家がもう株なんかダメだなっとなって株式市場を離れる。

はじめて出来高が細くなる。別にいうと市場が枯れた状態る。

枯れた状態がしばらく続かないと相場は本格的にで直らない。

続く

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