「白って200色あんねん」が笑い事ではなく事実としてもそう言えるという話
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23・8・4
絵について
「白って200色あんねん」が笑い事ではなく事実としてもそう言えるという話
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大きいモニターをリビングに置いておくと便利だなヒロです(テレビじゃなくてモニター)
タレントのアンミカさんが「白って200色あんねん」とテレビで言って笑いをとったことがあります。
200っていう具体的な数字はわからないのですが、「白色」という「概念」を持っていることでうまく絵を描けなくなることがあります。
この記事では何回か「色の名前という概念が絵を描く時に邪魔になる」ということを描きました。
今日の記事もそういったお話で、最近描いた絵を見ながら具体的にお話しようと思います。
絵を描く上でとても大事な内容なので、角度を変えて何度でも同じ話をします。
▼ 白色は白色ではない
先日スターバックスのカップを描きました。
この絵には、色の概念上ではロゴの「緑色」と、他部分は「白色」しかありません。 概念上では2色しかないんです。
「概念の色」とは「色の名前」のことです。
僕らは現実世界を見る時に無意識のうちにそれぞれの物の固有色を色の名前で判断しています。さらに物にも名前がついてることや、色に物の名前がついていることがあります。
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