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「報酬額の交渉をしたら仕事がなくなるかもしれない」という気持ちについて

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23・11・14
仕事について
「報酬額の交渉をしたら仕事がなくなるかもしれない」という気持ちについて
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ハンバーグがアメリカには無いのに驚いたヒロです(ハンバーグって言ったら、Hah?って顔された)(ハンバーガーはあるのに!)


「お金の話」は日本人は苦手だというイメージがあります。僕は得意ではありません。他の人でもお金のことになると「汚い話になるのですが〜」とか「言いづらいのですが〜」といった言葉を先に伝えた上でお金のことを話す場面を多く見てきました。


「絵」というのは個人、作者の能力によって出来上がりが変わりやすいものです。なので絵関連の仕事をされている方には、自分でクライアントと打ち合わせをする方が多いです。

クライアントは企業の場合も多く、そういった自分よりも規模が大きい相手からの仕事依頼があった時に、なぜか自分の立場を相手よりも弱いものだと感じてしまう傾向があるように思います。自分の立場が弱い時に「自分が損をするのはしょうがない」という気持ちを持ってしまうことってあります。


そういったことと「交渉」は別ではなくて、交渉について僕が考えていることについてです。


交渉の本質的な意味ってどういうことなのかなど。僕が交渉をする際に気をつけていることなども。



▼ 双方にとってちょうど良い地点を見つける作業

仕事をしていてよくあるのは報酬についての交渉です。
僕の場合ですが、なぜ交渉が必要になるのかというと、使った時間の分をお金に変えないと生活が貧しくなるからです。


例えば描くのに10日かかる絵を3万円で描いてくださいと言われたとしたら、1ヶ月の労働日を土日を抜いて20日で計算するなら1ヶ月に2枚描けることになるのですが、3万円だと1ヶ月の収入が6万円になります。


これだと自分自身も生活ができませんし、ゴキンジョアートチームで誰かに仕事をお願いすることもできません。


こういったことを避ける為に報酬の交渉をします。

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