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【ざっくり感想】『 ウインド・リバー』

あらすじ

厳寒の大自然に囲まれたアメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地“ウインド・リバー”で見つかった少女の凍死体―。遺体の第一発見者であり地元のベテランハンターのコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)は案内役として、単身派遣された新人FBI捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)の捜査に協力することに。 ジェーンは慣れない雪山の不安定な気候や隔離されたこの地で多くが未解決事件となる現状を思い知るも、 不審な死の糸口を掴んだコリーと共に捜査を続行する...

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★★★★☆
気分転換に映画でも観ようと思いリストに入れてあった「ウインド・リバー」を鑑賞。

これまた重い内容だった…ノω・、) ウゥ・・・
しかも事実に基づいた作品だという。

ネイティブ・アメリカンの人々は今もなお保留地でこんな仕打ちや差別を受けているのか。

アメリカにこんな深い闇があるとは…勉強不足で知らない事だらけだ。

平和な世界からは程遠い…こんな場所が存在しているという現実になんとも胸が苦しくなった。

アメリカ社会が今も抱える問題について理解を深めることができた点は良かった。

なんの予備知識もないまま鑑賞したので最初はホラーサスペンスなのかと思いながら観ていたが、どちらかというとドキュメンタリーに近い印象。

重い内容ではあったけれど今現在も続く差別問題や人権問題について考えさせられる重厚な作品だった。


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