毎日の反時計回り(猫エッセイ)
帰宅して、ご飯を食べていると
毎晩、ファルがテーブルのまわりを
グルグル回る。
最近気づいたのだけど、
必ず、反時計回りで、
チラッとこちらを
やぶ睨みして
通り過ぎる。
あんまり毎日なんで
笑ってしまい、
「そんなグルグル回ってたの
チビくろサンボのトラみたいに
バターになるよ」
といって、デカとらファルにゃん、
と命名した。
チビ→デカ
くろ→とら
サンボ→ファルにゃん
が、ワタシが食器を片付けだすと
「こっち来て!」
とニャンニャン騒ぐ。
ついていくと、なんと
自分のお食事処で、
「わっち(自分のことをそう言う)が
カリカリ食べるの見てて」
と言う。
「晩御飯くらい、付き合ってよ」
と言われている気がするのは
ワタシの妄想だろうか。
それでも、数分はご飯(カリカリ)に
付き合ってやる。
すると、後足をモジモジして
(照れているときにすることが多い動き)
カリカリを食べている。
「モジモジしてへんよ!」
と、言ってるようだが・・・。
猫は、ご飯食べているとき
そばにいてほしいものなのだろうか。