ツキを呼ぶ、占星術＆タロットの活用方法（12/20 〜 12/26）

【星の運行】
12月19日午後1時33分、 双子座27度28分で満月を迎えます。
12月19日午後8時23分、 山羊座26度28分で金星逆行へ（〜2022年1月29日　山羊座11度04分）
12月21日午前5時17分、11度で山羊座の水星と牡牛座の天王星はトラインを形成します。
12月22日午前1時02分、太陽は山羊座へ（〜2022年1月20日）
12月24日午後4時16分、不動宮11度で土星と天王星のスクエアを形成します。
12月25日午後8時57分、山羊座25度43分で逆行金星と冥王星はコンジャクションを形成します。

12月22日午前1時02分、太陽は射手座から山羊座へ移動します。
冬至図を確認しますと、日本の場合、太陽は3室の中で水瓶座28度の木星とセクスタイルというスムーズなアスペクトを形成しています。現状に満足をせず、現状をより好転させ発展させていくために心掛けることがホロスコープに提示されています。
また、蟹座27度の月は10室の中で、山羊座の逆行金星と冥王星とオポーズし、そこに木星がクインカンクスのアスペクトを形成しています。10室のテーマは仕事などの社会的看板に関連します。現状に満足しない改善したいところはあるけれど、今の幸せを実感しながら、使命感を持って仕事を一生懸命に取り組みながら楽しむことで、確実に日々の充実度が増していく。ちなみに、冬至図のアセンダント(天秤座17度)の支配星は金星です。１週間前のブログに記述したところを引用します。

12月12日、山羊座25度で金星と冥王星はコンジャンクションを形成します。
12月19日午後8時23分、 山羊座26度28分で金星は逆行という星のイベントが起きます。金星逆行は、およそ1年半に一度のペースで起こり、約40日間(2022年1月29日迄)です。山羊座26度(12/19)から、山羊座11度(1/29)へ戻ります。
金星と冥王星のコンジャンクションは12月12日のみではなく、3回起きます。

【重要な惑星イベント】
12月12日　　山羊座25度　　金星と冥王星の合
12月25日　　山羊座25度　　逆行金星と冥王星の合
3月4日　　　山羊座27度　　金星と冥王星の合

12月12日前後から、出生図で活動宮25度付近に惑星及びアングルのある方は特に、ご自身の「深い感情」を認識することがあったのではないでしょうか。例えば、ある女性の場合、数年前から職場の上司に対して「どうしてもその価値観を受容することができない」という感情が極めて強く湧き上がりました。その感情と同時に、「一生このまま妥協しながら、今のような会社勤めは嫌だから、転職ではなく脱サラして、もっと真剣になれる仕事をしよう!」という感情の動きによって、ある勉強がスタートしました。「金星と冥王星の組合せ」、好きとか嫌いという感情によって、変容し自己成長させる作用があります。ちょうど今年3回目の「土星と天王星のスクエア」が12月24日に起こりますので、冬至図から3ヶ月間にかけて、ガラッと大きく変化「改革」していく人々が増えることが示唆されます。

【2021年の惑星イベント】
1回目 2/18     不動宮7度 土星と天王星のスクエア
2回目 6/15     不動宮13度　 土星と天王星のスクエア
3回目 12/24   不動宮11度　 土星と天王星のスクエア

今回の冬至ホロスコープから、どんな物語が浮かぶでしょうか。
１）「深い感情」を活用する（金星と冥王星の合)
２）現状に満足をせず、より発展させていく（太陽と木星のセクスタイル）
３）部分的な改革（土星と天王星のスクエア）
４）使命感を持って仕事を一生懸命やる（10室の蟹座の月は、木星とクインカンクスし、逆行金星と冥王星とオポーズ）
５）感情の活性化によって、真剣度が増す（10室の蟹座の月は、5つの惑星とアスペクト）

金星逆行に関して特に重要なので、1週間前ブログに記述した内容の一部を引用します。

【金星逆行のテーマ】
金星のテーマは主に、「お金(株などの投資も含む)」、「協力関係(恋愛や仕事の対人関係も含む)」、「価値観(自身の魅力や美意識も含む)」です。
逆行は、Retrograde 「Re-」なので、その惑星に関する「見直す、Revise」時期です。
ですので、金星逆行中は、お金を見直したり、協力関係を見直したり、美意識や価値観などを見直すことに適しています。

【金星逆行に関する、よくある質問】
Q. 金星逆行中は、お金のトラブルが多いって、本当ですか？
A. 人にもよりますが、金星が山羊座26度で留まっている期間(12/16〜12/23・金星ステーション)は特に、(その人にとって)「大きな買い物」は避けていたほうが無難です。個人的にどちらかといいますと「守りの姿勢」のときのほうが多いので、金星逆行中に大枚をはたくことは基本しないですが、水星逆行中もそうですが、金星逆行中も株価などの投資関連で「格差」が出やすく、人によっては金星逆行中に投資やビジネスなどで勝負に出て大儲けする方もいます。コロナ渦によって、一部の富裕層(例：ビル・ゲイツ)は莫大な利益を上げた現象と同様に、金星逆行中は(全体的に多くの人の場合)普段よりも慎重でいることを心がけると良いでしょう。
Q. 金星逆行中は、復縁しやすい人が多いって、本当ですか？
A. 金星逆行していなくても、復縁する人はもちろん存在しますが、実際のお話(占いのご相談)では、金星逆行中に復縁しやすい人のほうが多いです。

【今週のタロット】
このブログが更新される前、1回目の「金星と冥王星の合」があった影響もあるだろう。自分の中にある「深い感情」を実感したこともあり、「金貨の女王」との対話ベースの文章を綴ります。

I：　「この人と縁を切りたい」という感情を実感しました。好き嫌いという感情、「金貨の女王」さんは、どう思いますか？

「金貨の女王」：　そういう感情の動き、必要なときもあります。恐らく過去にもその人と縁を切りたいと思ったことはないですか？

I：　そうですね、過去を振り返ると、火星逆行のある時期も、ある出来事とその人の発言に対して強い怒りが生じ、「その人と縁を切りたい」と思いました。

「金貨の女王」：　そのときは、なぜその人と縁を切らなかったのでしょうか？

I：　その人と関わることで「ある目的」を達成するために、その時はまだ必要だと思いました。その人と関わることが出来て、もちろん感謝の気持ちもありますが、これから「ある努力」をして、その人とのご縁を切る。もう卒業してもいいのではないかと思われます。

「金貨の女王」：　「その努力」をされたほうが、あなたの魅力や価値は上がりますか？

I：　「その努力」はまだ始まっていませんが、そうだと思います。

「金貨の女王」：　そうであれば、「その努力」をスタートさせ、1年半以内に「ある人との縁を切る」方向性に進むのはどうでしょうか？

【占星術メモ】
12/20 (月):　月（蟹座2度〜14度）
12/21（火):　月（蟹座14度〜26度）、水星120天王星（山羊座-牡牛座 11度10分）
12/22（水):　月（蟹座26度〜獅子座8度）、 山羊座の太陽へ（〜2022年1月20日）
12/23（木):　月（獅子座8度〜20度）
12/24（金):　月（獅子座20度〜乙女座3度）、土星90天王星（水瓶座-牡牛座 11度05分）
12/25（土):　月（乙女座3度〜16度）、金星0冥王星（山羊座25度43分）
12/26（日):　月（乙女座16度〜29度）