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アレクサンダ-テクニーク東京休日のグループレッスンのご報告:2015年7月11日(土)

昨日の2015年7月11日(土)東京の音楽スタジオで午前スタートのアレクサンダー・テクニークのレッスンをしました。

お写真に写っているのは3人の方。

Fさんからご紹介の音楽療法の方(ピアノ奏者)
ご近所にお住まいのピアノの先生
からだをより自由にされたい方。


声と呼吸が予定していたテーマでしたが、みなさんのご希望もあり、「からだ」をのびやかに動くと、「からだ」のなかに力の通り道が開き、歩いたり、力仕事をしたり、ピアノを弾いたりするのが楽になるということを行いました。

今回の受講者の方はみなさん初めての方たちばかりでしたが、音の響きが変わったり、演奏が思い通りにできたりすることに、新鮮な驚きを感じていらしたようでした。

音楽家のおふたりとは、そのままお昼もご一緒して、いろいろとお話ししました。

次回の土曜日の東京でのグループレッスンは、8月22日(土)10時スタートです。詳細はこちらに。

“上がり”からの解放 その2—定位反応を取り戻し、視界と全身のコーディネーションを整える

皮膚のボディマッピングと探索定位反応の回復を扱います。

舞台の本番や、プレゼンテーションなどにおける過剰な”緊張”、”上がり”などのステージフライトから自由になることがテーマです。

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7月に入ってから、目に見えてグループレッスンを受講される方が減りました。毎年のことですがへこみます。

そして、今回は受講者の方で途中で帰ってしまわれた方がいました。

「頭の固い生徒さんはいない。そこには柔軟性のない教師がいるだけだ」というアレクサンダー格言の通り、私に足りないところがあったのでしょう。
こういう経験は実は初めての経験でした。

かつて私が師事していた先生たち(おふたり)のグループレッスンを途中でやめて帰ってしまった現場にいあわせたことがありました。

その時思ったのは、帰ってしまった方たちには、彼らの思いがあり、サインも出していたのに、教師の側が、あるいはそこに私を含め訓練生として参加していた人たちがじゅうぶんに汲み取ることができなかったことも大きな原因のひとつだなということでした。

そのうちのおひとりの先生は、ワークショップの後、訓練生だけ残して、

「帰った方を今後このトレーニングコース主催のグループへの参加を認めるべきではない」

とおっしゃいました。しかし、

帰国後反省されて、アメリカからファックスで、

「ぼくにもいけないところが多々あった。彼が参加したければ、これからも彼には受講する権利がある」

と送って来られました。

今でもその先生は私にとってとても大事な先生です。

自分のことはよく分からない。けれど、私が受講者の方のサインを見逃して、フォローできなかったことは間違いないでしょう。反省します。

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