アレクサンダーテクニーク東京グループレッスンのご報告-2015年8月12日(水)夕方クラス
8月12日(水)18時20分から行いました、東京のアレクサンダー・テクニークのグループレッスンの記念写真です。
炎天下の中、6人の勇者たちがいらっしゃいました。おひとりはお写真に写っていません。たぶん大人の事情があるのでしょう。
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昨日はマンドリンの仲間のリュートモデルノ奏者の方、
発達障害の教育に関わる教員の方*
ピアノ奏者の方(妻の知人)*
リコーダー奏者(アマチュア)の方*
ピアノ奏者の方(アマチュア)の方
他の教師からレッスンを受けている声楽家の方*
の方がいらっしゃいました。
このうち*をつけた方は、私とは初回です。
それなのにこちらから一応提示しているテーマは、
皮膚のボディマッピングと自然な視線の動き(定位反応)
皮膚のボディマッピングについてはこちらを、
定位反応についてはこちらをご参照ください。
初回の方たちとする内容ではないです。。。
定位反応については、ちょっとしかできませんでした。
視界への注意の向け方が変わるとサポートが強くなることを体験いただいた後で、皮膚のボディマッピングのショート・ヴァージョンを行いました。
その後で、ご受講される生徒さんがお持ちになった、アクティビティのレッスンをしました。
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今回初めてご受講されるピアニストの方とは、姿勢を正しくするのではなくて、ちょっとだけぐしゃっとしたところから、デリケートな頭部の動きと背骨全体と呼吸の際の胴体の動きを注意を受けると、「からだ」が起き上がってくるというワークをしました。
他にも伸びやかにしていると、からだのなかに力の通り道が開けること、腕の重さで弾くというのは、鍵盤から戻ってくる反力を全身(そして外に)に分散することであることを手と言葉とボールを使ってワークしました。
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リコーダー奏者の方とは、楽器を演奏するときの前にある楽器と腕をどのようにしたら楽に支えられるかということを古典的な手をつないだスクワットを用いて、説明しました。
そして楽器を演奏するときには前腕が回内しますが、そのときに二の腕に与える方向についてワークしました。
この2つを行うと、楽器を演奏するときの腕や肩が”重さ”から解放され(実は”重さ”ではなくてご自分の筋力に負担なのですが)、演奏するときの呼吸も楽になります。
首根っこが凝っているということなので、昨日は全員でやらなかった、上を見たり下を見たりするときの全身の動きをいっしょにやったら、首根っこの緊張が解けたそうです。よかった。
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声楽家の方とは、両肩と両腕付近を下に押し下げていらっしゃいました。特に歌い始めるときにそれが強くなります。それを行うと、喉を圧迫するのです。その癖をいっしょにやめてゆきました。
レッスンの後今までの教師たちからはだれからも指摘されなかったと言ってはりました。どうしてなんだろう?
もしかしたら、首や頭が伸びやかになることを”感じる”ために、両肩・両脇の下を押し下げているのかな? 土曜日に個人レッスンにいらしたときに聞いてみよう。
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久しぶりにお会いしたアマチュアのピアノ奏者の方、今までよりも響きのある音が出たときがありました。ご本人からも、今まででいちばん落ち着いて演奏できたと後日ご報告いただきました。
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マンドリンの仲間のリュートモデルノ奏者の方、だんだん、いろいろなことがつながってきているみたいです。状況に応じたディレクションの”部品”1個1個はうまくできるので、あとはいかに有機的につなげていけるかが課題になりそうです。
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発達障害の方との教育に関わっている方とは、胸を張りすぎていると、腕を持ち上げるときに上げるのが大変になるし(拮抗筋である広背筋が緊張するから)、腕を振り下ろすような動きのときに、広背筋がすでに緊張しているので、別の筋肉を使って腕を下ろす代償運動が起こりやすいことを体験していただきました(このような動きを繰り返すと、肩まわりがこわばります)。
そして、胸を張りすぎて背中を縮めるのをやめていただくパターンを経験していただきました。
そしてダート・プロシージャーから1つワークを取り出して行いました。最初はおぼつかなかったのですが、すぐにこちらの意図を理解されて初めてとは思えないほど伸びやかにワークされました。